Q.LPガスをしばらく使わなかった場合、どのくらいの期間安全なのでしょうか？
A.
LPガス販売店は、容器交換時又は月1回ごとに供給設備の点検を行って安全を確認しています。 しばらく使わなかった場合には、念のためLPガス販売店にご連絡・ご確認下さい。
◆ LPガスの保安業務に関する情報は、こちらのページもご参照ください。→LPガス保安業務
※LPガス販売店の連絡先がわからない時は、各都道府県のエルピーガス協会内にございます「エルピーガスお客様相談窓口」へご連絡ください。→都道府県エルピーガス協会のリンクはこちら
Q.LPガスは、災害時の対応はどうなるのでしょうか？
A.
LPガスは、ガスメーター（マイコンメーター）などの安全器具が充実しており、地震などの災害時には自動的にガスを止める機能が付いています。また、地震など災害の後にはLPガス販売店が点検を行い、安全を確認します。
なお、LPガスは災害に強いエネルギーとして知られています。
LPガスは、1戸ごとにLPガス容器で個別供給しているため、「分散型エネルギー」と呼ばれています。ガス設備に被害がなければ災害直後から各家庭でそのまま使用できるので、他のライフラインが絶たれても使用できるエネルギーとして評価されています。
◆ 災害時の対応に関する情報は、こちらのページもご参照ください。→地震が起きたら
Q.LPガスバーナーを使用中、バーナーガススタンドが傾いて倒れ、火が出てしまいました。幸い何事もありませんでしたが、爆発するのではないかと思い、一瞬どうしたら良いのか分かりませんでした。このような場合、どう対処したらよかったのでしょうか？
A.
転倒した場合でも、バーナーから火が出ている状態であれば、すぐに爆発したりすることはありませんので、落ち着いて火を止めるなど対処してください。
なお、LPガスのカセットそのものが炎などで加熱された場合は、時間が経過すると爆発の可能性がありますのでご注意ください。
いずれにしても、商品に備え付けられた取扱説明書をよくお読みいただき、正しくご利用いただきますようお願い申し上げます。
Q.あまり家でガスを使う機会が少ないのですが、ガス警報器は付けなければいけないのでしょうか？住んでいるマンションは20世帯が入居しています。
A.
3世帯以上入居する共同住宅ではガス警報器の設置が義務づけられていますので、設置してください。
Q.火災等で、屋外設置のLPガス容器自体が爆発することはないのでしょうか？
A.
火災による温度上昇では、通常では容器の安全弁が開くため、爆発・破損には至りません。
しかし、容器が転倒したりして安全弁が作動しなかった場合、容器が何らかのかたちで破損する可能性があります。いずれにしろ、大量のガスが放出され、炎に周りが包まれる状態となり危険ですので、消防署に通報し、後の処置をご依頼ください。
Q.使い終わったLPガス使用のスプレーを、室内でガス抜きするのは危険でしょうか？
A.
ヘアスプレーなどを廃棄する時は、必ず噴射剤も含め中身を使い切り、各自治体が指定している廃棄方法で行ってください(穴をあける・あけない等、自治体によって指示が異なります)。ガス抜きは、湯沸器やガスコンロ・風呂釜の種火、たばこなどといった火気のない風通しのよい屋外で行ってください。
カセットボンベなどを廃棄する方法等については、日本ガス石油機器工業会のホームページをご覧ください。
日本ガス石油機器工業会のホームページ
Q.ガスコンロの火が緑色になったのですが、大丈夫ですか？
A.
ガスコンロのバーナーヘッドが、銅を含む真鍮（しんちゅう）等の金属の場合、強い酸などを含む洗剤で掃除すると、金属が溶け出し、銅が塩化物や硫化物を作ります。
乾いても少し残り、コンロを点火すると、銅が炎の中（炎色反応）で緑色に光ります。
きれいに水洗いすれば無くなります。安全上は問題ありませんが、いつまでも続くようなら、LPガス販売店に見てもらってください。
※LPガス販売店の連絡先がわからない時は、各都道府県のエルピーガス協会内にございます「エルピーガスお客様相談窓口」へご連絡ください。→都道府県エルピーガス協会のリンクはこちら
Q.最近ガスコンロの調子が悪いようで、空気の調節をしても炎が赤く、鍋底がすぐに真っ黒になります。原因はなんでしょうか？
A.
炎が赤く、また鍋底も真っ黒になるということから、一次空気不足による不完全燃焼であると思われます。空気の通路が詰まっている可能性がありますので、一度LPガス販売店にご相談ください。
※LPガス販売店の連絡先がわからない時は、各都道府県のエルピーガス協会内にございます「エルピーガスお客様相談窓口」へご連絡ください。→都道府県エルピーガス協会のリンクはこちら
