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地球にやさしいエネルギー

LPガスは、地球にやさしいクリーンエネルギー

LPガスは現在、私たちのかけがえのない地球が直面している地球温暖化や酸性雨そしてオゾン層の破壊といった環境問題にも対応して、家庭や産業用、自動車燃料といった我々の生活を支えるクリーンなエネルギーとして期待されています。
LPガスは地球温暖化の原因とされる(二酸化炭素)の排出量が他の化石燃料に比べて少なく、酸性雨に対しても窒素分を全く含まず、硫黄分もほとんど含んでいませんので、SOx(硫黄酸化物)・NOx(窒素酸化物)対策として、有効なエネルギーといえます。また、オゾン層の破壊につながる特定フロンに代わる物質として、エアゾール用としてLPガスが使用されています。

地球温暖化

化石燃料の使用や他の産業活動によってCO2(二酸化炭素)等が大気に排出され、そのために地球の温度が上昇することを地球温暖化といいます。CO2は、太陽からの日射によってあたためられた地面から放射される赤外線を吸収し、これによって地球の気温を平均15度に保っています。この温室効果ガスの濃度が上昇すると、このバランスがくずれ、気温が上昇します。

●温暖化の影響

人類が排出したCO2等によって、地球温暖化はすでに進行し、21世紀末には地球全体の平均気温が2度、海水面が50cm上昇すると予測されています。そうなると、低地の水没、洪水や渇水などの異常気象の増加、食糧生産への重大な影響、熱帯性の伝染病の増加など、人類に深刻な打撃を及ぼし、砂漠化の進行や森林などの生態系にも大きな影響を与えることになります。

オゾン層の破壊

オゾン層の高濃度のオゾンが、癌などの原因になる太陽からの紫外線を吸収し、地球上の生物を守っています。ところが1970年代に冷却剤やスプレーの噴射剤に使われていたフロンが、オゾン層を破壊する可能性が明らかにされた。実際、世界各地でオゾン層中のオゾン濃度の減少が観測されています。フロンのほかにも、たとえば臭素を含むハロンなど、様々なオゾンを破壊する化学物質があり、その使用が問題となっています。

酸性雨

酸性雨 主な原因は、工場から排出される汚染物質であるとされている大気汚染のひとつで、硫黄酸化物や窒素酸化物が大気中の水分と結びついて、硫酸や硝酸になることで生じます。酸性雨は土地を浸食して、作物や森林に多大な損害をあたえ、淡水の湖沼の生物をおびやかし、絶滅が危惧されています。

LPガスは、災害にも強いエネルギー

LPガスは、1戸ごとにLPガス容器で個別供給しているため、「分散型エネルギー」と呼ばれています。ガス設備に被害がなければ災害直後から各家庭でそのまま使用できるので、他のライフラインが絶たれても使用できるエネルギーとして評価されています。

当ホームページで毎年10月に実施しているアンケート調査では、東日本大震災(平成23年)の被災者から「他のライフラインが絶たれた中でもLPガスは使用できたため、煮炊きすることができて本当に助かった。」との声が寄せられました。このように、被害の大きかった東北地方では特に災害に強いとの高い評価となりました。

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