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平成30年度LPガス安全委員会保安活動支援事業(15団体)

一般社団法人北海道LPガス協会

団体名

一般社団法人北海道LPガス協会

業務の名称

1.小学生等を対象とした火育出前教室 2.雪害注意喚起チラシ

実施期間

平成30年6月15日~平成31年1月31日

業務の目的

  • 1.
  • 「小学生等を対象とした火育出前教室」 北海道全域の小学校で行う課外授業や各自治体等で行われる防災イベント等を対象に、火起こし器等を活用した火育出前教室を実施し火の安全性や利便性を通してLPガスの啓発事業を行う。
  • 2.
  • 「雪害注意喚起チラシ」平成29年度は、一部地域の積雪3m超えや極地的短時間大雪等により雪害事故が、平成29年2件に対して平成30年1月~3月で10件と大幅に増加した。これを踏まえ、本年度は雪害事故の未然防止を図るため、一般消費者向けとして保安啓発用雪害注意喚起のチラシを作成・配布する。

実施概要

1.は、北海道内にある各支部が啓発事業として、各地域の小学校や自治体などと連携し火育出前教室を、平成29年度には43回開催し2,339人の参加で実施した。
平成30年度も引き続き同規模の事業を実施し、火起こしを通じて火の有用性からLPガスの安全性などを紐解いた授業を行った。

2.は、平成30年の大雪及び雪害事故件数と被害を鑑みると、本年度は改めて雪害事故防止を保安啓発事業の柱とし、各支部で行う保安講習会を通じて販売事業者には雪害対策の必要性を、一般消費者等には「雪害注意喚起チラシ」を活用し、供給設備の改善や移設のご理解とご協力を依頼するよう協会として指導した。

成果

  • 1.
  • 「小学校等を対象とした火育出前教室」
    道内全域の小学校や自治体などと連携し火育出前授業及び防災訓練を通じLPガスの安全性PR活動を行い防災訓練の実施回数が増えたこともあり、全27回計7,846名の参加となった。
    参加した小学生等に「火起こし器」を使い火起こし体験が出来る場を設け好評を得た。
    本事業で作成した「トートバック」については防災訓練参加者等を通じ広く配布しPR活動の一翼を担ってもらった。
  • 2.
  • 「雪害注意喚起チラシ」
    本年度は例年より降雪が遅いためか、特定の地域に集中した大雪となり、北海道北部では積雪2mを超える豪雪に見舞われている。
    本事業の活用により作成した「雪害注意喚起チラシ」を降雪量の多い地域を重点的に降雪時期前から消費者宅へ配布、注意喚起を行い、供給設備まわりの保安点検を含め、消費者に対する雪害事故未然防止の周知徹底を図った。

一般社団法人茨城県高圧ガス保安協会

団体名

一般社団法人茨城県高圧ガス保安協会

業務の名称

消費者への保安啓発事業

実施期間

平成30年5月1日~平成31年1月30日

業務の目的

LPガスに係る日常の保安意識の向上及び災害に強い分散型エネルギーであるLPガスの常設の重要性の再認識と緊急時対応力の向上、更にLPガス業界のイメージアップを目指す。

実施概要

  • 上記目的に見合う周知文書をクリアファイルに印刷し、多くの消費者にLPガスに係る数種の周知文書を挟み込み、保存版として配布した。≪下記②~⑤共通≫
    また、消費者の声を取り込むためのアンケート調査を実施し、回答率を上げるため回答者に作製したエコバッグを配付した。    ≪下記②④⑤共通③の一部≫
  • 県婦人団体理事会でLPガスに係る講演(講師:当協会専務理事)と展示及び実演を行い、LPガスについての知識や安全な使い方の指導及び利便性の周知を行った。
  • 消費者大会や産業祭に出展参加し、火の大切さやLPガスの利便性・安全性等をPRした。
  • 県主催の防災訓練に参加し、当協会によるエネルギー(LPガス)の供給、生協連による食材の提供、婦人団体による調理と3社共同で炊き出し訓練を行い、有事対応に備えた。LPガスによる発電をして電化製品の実演を行った。
  • 老朽化したガスコンロ等を使用している学校や公民館など避難所となりうる公共施設に最新のLPガスコンロを寄贈(9施設)して機器メーカーによる保安指導を行い、その安全装置の付いたLPガスコンロを正しく使って親子による料理教室を開催した。
  • 「安全・安心届け隊」活動により、高齢者家庭を訪問してLPガスの保安指導を行うと共に見守り活動を行った。

成果

  • アンケート内容を、展示した「LPガスに係るパネル」・「最新のLPガス機 器」・「炊き出しステーション」を見たり、説明を受けたりして回答するものに工夫したことで、今まで以上に保安意識の向上を図ることができた。
    周知文書をクリアファイルにしたことで、消費者が繰り返し目にしてくれる。エコバッグは、消費者の声を取り込むためのアンケート回収に有効であった。
  • 地域婦人団体の代表者が集まる県婦人団体理事会で講演を行ったことで、各地域に持ち帰り更に大勢の方に周知する事ができた。
  • 消費者大会や産業祭に出展参加し、火の大切さやLPガスの利便性・安全性等をPRすることができた。特に、火起こし体験は好評で、子どもたちに火の大切さ・有り難さ・怖さを教えることができた。
  • 県主催の防災訓練に参加し炊き出し訓練を行ったことで、有事に備えることができた。LPガス発電機があることで、停電時でも電化製品が使用できることを周知することができた。
  • 安全機能の充実した最新のLPガスコンロを寄贈し保安指導と親子料理教室を開催したことで、「事故の未然防止」と「LPガス機器の安全・安心の周知」及び「LPガス業界のイメージアップ」にも貢献できた。
    参加者から「ガス機器に安全機能があることを初めて知った」など保安指導の成果や感謝のメッセージを多数いただいた。
  • 当協会全会員が『安全・安心届け隊』事業として高齢者家庭を訪問し、LPガスの保安指導を行うと共に「お困りごとはありませんか」とお声がけをして様々な要望に対応し、喜ばれている。

一般社団法人 茨城県高圧ガス保安協会

団体名

一般社団法人 茨城県高圧ガス保安協会

業務の名称

消費者への保安啓発事業

実施期間

平成29年4月21日~平成30年1月20日

業務の目的
実施概要
成果

 日常の保安意識の向上、災害に強い分散型エネルギーであるLPガス常設の必要性の再認識、そしてLPガス業界のイメージアップを目指す。

  • 上記目的を達成するため、「消費者の皆様に行ってほしい安全管理」についての周知文書入りクリアファイルを作成し、多くの消費者に保存版として配布、周知した。
    また、消費者の声を取り込み、今後の事業に反映させるためのアンケート回収率を上げるため、例年好評のエコバッグを作製して、回答者に配付した。周知文書入りクリアファイルとエコバッグは、下記②③④⑤⑤で活用し、好評であった。
  • 地域の婦人団体に働きかけLPガスに係る展示や勉強会を開催して、LPガスについての知識や安全な使い方の指導及び利便性の周知を行った。
  • 消費者大会や産業祭等に出展参加し、LPガスに係るポスターの展示やアンケート調査を行い、LPガスの安全性や利便性等をPRした。
  • 茨城県総合防災訓練にて、婦人団体による炊き出し訓練を行う予定だったが、訓練当日未明、突風によりすべてのテントが被災したことにより、展示スペースでの訓練(含:炊き出し)が中止となった。
    訓練に関しては実施したので、参加者及び来場者に対して周知文書入りクリアファイルやその他のLPガスに係るチラシとエコバッグを配布してLPガスのPRを行った。
  • 予算が取れずに老朽化したガスコンロ等を使用している学校や公民館など避難所となりうる公共施設10か所に、安全機能の充実した最新のLPガスコンロを寄贈して、事故の未然防止や社会貢献をすることで、LPガス業界のイメージアップに努めた。
    その安全装置の付いたLPガスコンロを使って「親子ふれあい料理教室」を開催し、LPガスについての知識や安全な使い方の指導および安全・安心の周知を行った。
  • 社会貢献事業の一環として「安全・安心届け隊」事業を展開。
    高齢者のお住まいを訪問して見守ることや、LPガスを安全に使用するためのアドバイスや「消費者の皆様に行ってほしい安全管理」についての周知文書入りクリアファイルを保存版としてお配りした。

一般社団法人埼玉県LPガス協会

団体名

一般社団法人埼玉県LPガス協会

業務の名称

  • LPガス保安機器等の展示実演による保安啓発活動
    (\LPガスの「あかさたな」/)
  • 保安等アンケートによるお客様保安意識の向上活動

実施期間

平成30年5月23日~平成31年2月末日

業務の目的

  • LPガス保安防災機器や安全装置付燃焼器具等の展示実演やミニ保安講習の実施及び保安パンフレット等を活用したお客様への保安啓発を行う。
  • 保安防災等のアンケート調査を行い、お客様の保安意識の向上を促すとともに安全で災害時にも強いLPガスをアピールする。

実施概要
成果

  • \LPガスの「あかさたな」/として、あ:安全安心LPガス、か:快適便利なLPガス、さ:災害時にも強いLPガス、た:頼りになるねLPガス、な:なっとくのLPガスをテーマに防災訓練や地域の商工祭など集客力のあるイベントへ参加し、LPガス保安防災機器や安全装置付燃焼器具等の展示実演による保安啓発を実施。お客様を対象に、LPガス安全機器や防災機器の説明と実際にマイコンメータ等の安全装置を作動させてガスを遮断して復帰作業を体験して頂くミニ保安講習を行い、LPガスの安全性を実証した。
    また、お客様自らが経年劣化等の燃焼器具の状態を確認することのできるLPガス器具の安全チェックシートを作成し、安全装置の付いていない燃焼器具や購入から長期間が経過した燃焼器具をお使いのお客様へ周知して安全で快適な燃焼器具への買換えを推進した。安全チェックシートは、埼玉県のLPガス消費世帯約160万世帯の1/10にあたる16万部を印刷した。
  • 青年委員が中心となって、防災訓練や商工祭などの来場者へLPガス保安防災機器等の啓発や安全安心で災害にも強いLPガスを連想させる内容の保安防災等のアンケート調査を行い、お客様の保安意識の向上を図った。アンケートにはLPガスの保安啓発チラシが付いており、内容を説明をした後に切り取って持ち帰っていただいた。また、アンケートに回答して頂いたお客様には、災害時にも役立つ防災てぬぐいをプレゼントして、平時からの防災意識の向上を促した。

主な実施会場

第39回 九都県市合同防災訓練(埼玉県会場)

8月27日(日)

蓮田市総合市民体育館パルシー

(蓮田市)

約8,000名

第39回 九都県市合同防災訓練(さいたま市会場)

8月26日(土)

さいたま市立第二東中学校

(さいたま市)

7,328名

平成30年度 埼玉県高圧ガス防災訓練

10月19日(金)

しらこばと水上公園

(越谷市)

約1,000名

平成29年度 県庁オープンデー

11月14日(水)

埼玉県庁

(さいたま市)

約12,000名

狭山市総合防災訓練

8月26日(土)

入間川小学校

(狭山市)

本庄市総合防災訓練

9月 9日(日)

本庄市立本庄南小学校

(本庄市)

東上フェスタ

10月14日(日)

富士見市民文化会館

(富士見市)

児玉商工まつり

10月21日(日)

児玉駅前通り

(本庄市)

羽生市商工まつり

11月 3日(土)

プラザ通り歩行者天国

(羽生市)

熊谷市産業祭

11月10日(土)

熊谷スポーツ文化公園

(熊谷市)

鶴ヶ島産業まつり

11月10日~11日

鶴ヶ島市運動公園

(鶴ヶ島市)

毛呂山町産業まつり

11月17日~18日

毛呂山総合公園

(毛呂山町)

八潮市総合防災訓練

11月18日(日)

八潮市立中川小学校

(八潮市)

鴻巣市総合防災訓練

12月 2日(日)

鴻巣市役所

(鴻巣市)

(公社)神奈川県LPガス協会

団体名

(公社)神奈川県LPガス協会

業務の名称

①防災イベントでの家族向けPR活動
②LPガス安全キャンペーン

実施期間

①平成30年8月25日~26日
②平成30年7月1日~平成31年2月10日

業務の目的
実施概要
成果

  • 横浜防災フェアへの出展
    横浜赤レンガパークで開かれた「横浜防災フェア2018」に出展し、LPガスの災害への強さや安全性をPRした。
    スタッフが「LPガス 人と地球にスマイルを」と染め抜かれたハッピやタスキ姿で応対し、発電機やFRP容器を展示・説明するとともに、チラシやノベルティを用いて、LPガスが災害に強く避難所等で役立つことなど、LPガスの特長を訴求した。
    また、タブレット端末を用意し、(一社)全国LPガス協会のホームページ上にある「こどもLPガス検定・初級編」を展示ブースを訪れた子供向けに実施した。ヒントとなる掲示物を周辺に配置し、一緒に訪れた保護者と共に検定問題を解きながらLPガスの特性等をより深く知っていただける機会となった。
    同フェアには、自衛隊をはじめ警察・消防等各機関の特殊車両が展示されることから、LPガス自動車2台を展示し、災害時にガソリンが不足した場合でも走行可能な車両があることを紹介した。

    横浜防災フェア2018 平成30年8月25日(土)、26日(日)
    来場者数 69,900人(2日間延べ人数)

  • 県内各自治体が主催する防災イベント等への出展
    県内各所で開催される自治体主催のイベントに出展し、LPガスの安全性や災害に対する強さなどをPRした。
    安全装置付き燃焼機器の実機を展示した例として、Siセンサーコンロには炎の状態が見え易くなるよう黒い囲いを付け実演。安全性能を分かりやすく説明し買い替えをすることによる事故防止を訴求した。この他にLPガスの安全に関するクイズやマイコンメーターの作動実演・復帰体験を行うなど、各支部工夫を凝らした内容となっている。
    また、LPガスを常設化することによる防災対策などを記載したキッチンペーパーやチラシを配布するとともに、パネルを用いて避難所等への応急供給、発電や炊き出しについて説明することにより、災害時に対応力の高いエネルギー源であることを知っていただく機会となった。県内22か所で実施、496,458人が来場・見学した。

一般社団法人新潟県LPガス協会

団体名

一般社団法人新潟県LPガス協会

業務の名称

冬期間のLPガス保安啓蒙活動

実施期間

平成30年9月1日~平成31年2月28日

業務の目的

LPガス利用世帯並びに業務用施設等の需要家を対象に、冬季の雪害事故防止を目的に注意喚起と除雪協力を求めることを訴求する。

実施概要

当県は中山間地域が多く、魚沼・十日町地域をはじめ、上越・妙高地域など豪雪地域を抱える県である。それら地域はところにより例年2m~3mの積雪が記録され、積雪の多い時期も然る事ながら融雪期に起きやすい雪害事故の防止が喫緊の課題である。また、平成29~30年冬季は、新潟市内など都市部も1mを超える大雪となった。雪害事故の主な原因は積雪放置による荷重過多、融雪期の配管の引張力や屋根の雪下ろし時による雪塊の直撃などで、調整器接続部や配管継ぎ手接続部が損傷することでの漏洩が多い。(住宅玄関周辺の除排雪は意識して行うものの、LPガス供給設備周辺の除排雪までは意識していない消費者が殆どである。)
そこで例年、当協会では需要家に対して供給設備周辺及び屋外壁面の横引配管露出部分の除排雪協力、また、屋根の雪下ろし時の供給設備保護、排気筒のズレや破損、給排気の不具合が生じないよう注意を喚起するチラシを作成し、協力を求めている。
事故防止のためには販売事業者が消費者に対してLPガス供給設備周辺の除排雪の重要性と注意事項を対面で周知、徹底することが重要となる。販売事業者等が対面で十分な説明が出来るように、また消費者にはチラシを介して十分な理解が出来るようイラスト入りで訴求内容をまとめ、消費者から除排雪の重要性を認識してもらい、雪害事故を0にすることを目的にチラシを作成する。

成果

9月6日、各支部に対して当該チラシの必要の有無をアンケートした結果、佐渡支部を除く9支部が「必要」と回答し、112,800部を作成した。10月22日、出来上がったチラシを会員各位に発送、チラシを受け取った会員は降雪状況を見ながら、適切なタイミングで需要家に説明しながら配布し、冬期間の安全啓蒙に努めた。
また、村上支部は支部主催のLPガス展示会(11月11日開催)で、各販売店から配布されるものとは別に同チラシを来場者に配布して訴求力を高めた。
平成30~31年冬季において都市部は小雪傾向にあるが、魚沼、上越・妙高地域は例年同様、降雪量が多い。しかし、当チラシによる配布と説明により2月13日現在、雪害による事故は発生していない。

一般社団法人 富山県エルピーガス協会

団体名

一般社団法人 富山県エルピーガス協会

業務の名称

火育活動

実施期間

平成30年9月30日

業務の目的

・「人を育むLPガス」の推進活動として小学4年生とその保護者を対象に「火育活動」を行う。その活動の中でLPガスの特性である「環境性」「利便性」等を説明し、Siセンサーコンロやエネファーム等、最新機器を用いた保安講習会を行い、一般消費者を対象にした「保安啓蒙活動」を行う。また、保安啓蒙を促すクリアファイルとリーフレットはその後の「保安啓蒙活動」にも利用する。

実施概要

・「火おこし体験」地区の協会会員及び青年委員を講師とし、子供を対象とした火育事業を行い、着火の実体験やマッチ擦り体験を行い、火の歴史を学び、炎の大切さ・力・文化を伝えると共に火の安全な取り扱いについても知ってもらう。
・「LPガスの特性やガス機器使用時の保安啓発」LPガスの環境性・便利性や災害に強い究極のライフラインであることなどをプロジェクターを使い講義し、実際にSiセンサーコンロを点火し、安全装置の説明や使用時の注意事項を講義した。

成果

・児童や保護者から実施後のアンケ-ト調査で自宅はオール電化住宅やIHヒーター設置であり、火を扱うことを知らなかった子供が「火を扱う」ことを体験でき、非常に良かったという声も多かったので、炎を意識していただいたという面で、この活動は非常に意義があったと考える。
・未来を担う子供たちに向け火を体験し、その火の豊かさを知ってもらうことは大前提であるが、Siセンサーコンロの点火体験では保護者から「ガスコンロが進化している」との声もあり、進化するLPガスを知っていただいたと考える。
・火おこし体験やマッチ擦り体験の内容でも火の安全な取り扱いについて講義したが、Siセンサーコンロの点火体験でも、さまざまな安全装置について説明し、好評であった。加えて、機器使用時の注意事項を説明し、児童保護者両方に保安啓発を行えた。

一般社団法人石川県エルピーガス協会

団体名

一般社団法人石川県エルピーガス協会

業務の名称

1.ゆるやかな見守り活動
2.地域婦人団体防災・保安講習会
3.県及び市・町主催防災訓練

実施期間

平成30年6月1日~平成31年2月15日

業務の目的

高齢者の見守りや地域の婦人団体に対する防災学習並びに自治体主催の防災訓練に参加し、LPガスの保安の向上と需要の拡大を図る。

実施概要

  • 1.
  • ゆるやかな見守り活動
    LPガス販売事業者がガス機器の点検など通常業務に併せ、高齢者の生活全般についての見守り活動を行い、高齢化社会に対応したLPガスの保安の向上を図った。今年度は、燃焼器具が接続されていないガス栓のつまみを誤って開けてしまう「誤開放」を防止するため、「ガス栓カバー」を積極的に装着するなど高齢者の保安対策をより一層を推進した。
  • 2.
  • 地域婦人団体防災・保安講習会
    地域の婦人団体等が主催する防災学習会に保安指導委員会のメンバーが出向き、災害時におけるガス機器の正しい使い方や日常におけるLPガスの使用上の留意点等を説明した。
  • 3.
  • 県及び市・町主催防災訓練
    ①県防災訓練
    11月25日に宝達志水町で開催された訓練に参加し、参観者に対して中核充てん所から避難所へのLPガス供給訓練をはじめ非常食の提供やガス発電機の稼働展示や災害に強いLPガスのパネル展示などを実施した。
    ②市町主催防災訓練
    金沢市をはじめ9市・町の防災訓練に各支部単位で参加し、LPガス機器やパネル展示並びにガス発電機のデモ、炊き出し訓練へLPガス供給などの支援を行い、「災害に強いLPガス」をPRした。

成果

  • 1.
  • ゆるやかな見守り活動事業
    本年度は昨年度を約9百世帯上回る5千世帯の高齢者宅を訪問し、お客様からは高い評価を得ている。具体的には、「ガス栓カバーをつけてもらって安心」、「コンロや換気扇の点検をしてもらったので安全に使える」といった通常業務に関することから、日常生活全般にわたる見守りに関しての感謝の言葉が多くあった。また、「新聞が溜まっていたことから近所に連絡したところ、一時的に不在であり所在もわかり安心した。」といった地域住民と連携した見守り活動も見られた。
  • 2.
  • 地域婦人団体防災・保安講習会
    婦人団体協議会が主催する防災学習会において、ガス屋さんの防災対策をテーマとし、LPガス機器の安全性や災害時におけるLPガスの有効性について講演した。参加者は、日常のガス器具使用における安全対策の実施状況や、災害時における保安上の対応について理解を深めることが出来た。
  • 3.
  • 県及び市・町主催防災訓練
    ①県防災訓練
    中核充てん所からの供給訓練、最新の炊き出しセットによる炊き出し訓練、ガス発電機による避難所の照明の点灯など災害に強いLPガスをアピールした。
    特に今年は、北海道の胆振東部地震による全道停電の教訓から、災害時における停電時の情報収集の大切さを知ってもらうため、ガス発電機によるスマホの充電サービスを訓練に加え、多くの参観者から注目を集めた。
    ②市町主催防災訓練
    LPガス発電機の展示や炊出し訓練、ガス栓カバーの普及促進などを行い、災害時におけるLPガスの特性や事故防止などについて啓発した。小松市の会場では市の災害担当者から、LPガスポータブル発電機の避難所への導入について相談があり、来年度の導入について検討してもらうこととなった。

(一社)静岡県LPガス協会

団体名

(一社)静岡県LPガス協会

業務の名称

LPガス地域保安防災推進出前教室

実施期間

平成30年6月1日~平成31年1月31日

業務の目的

小・中学校の子供や地域の一般消費者へ、「保安防災出前教室」での講話や実験を通して、LPガスの知識と保安・防災の意識の向上を目指す。

実施概要

保安防災出前教室:県内3ヵ所の小・中学校において実施。協会担当講師によるLPガスの基礎知識・特性や災害時のLPガスに対する対応等も含めた講話とLPガスの安全機器実験装置(感震遮断装置)等を使った体験を通して、家庭や災害時における安全な使用法を学習した。

成果

今年度は、県内の小学校1ヵ所と中学校2ヵ所で実施し、総生徒数約400名、教職員、PTA関係者約40名が参加した。授業の主旨は、「安全で、安心して暮らすために知ってほしいLPガスの知識を勉強する。」ということで、具体的にはLPガスの基本的な知識と特性、災害時の安全を確保するためにどうしたらよいかを、講話とドライアイスを使ったLPガスの大気中挙動実験と、感震遮断装置を使ったガスの遮断・復帰方法を、分かりやすく生徒に体験をしてもらうことができた。

また、生徒が帰宅してからも学習したことを、家の人に伝えてもらえるように教材のまな板や防災セットを配付した。後日、学校の担当者と生徒からお礼文書が届き、担当者からは「防災意識を持つことの大切さや知識を学ぶことができ、生徒にとって良い機会となり感謝をしている。」生徒からは「“もしガスが漏れたら”という時の換気の方法を習ったので、もしもの時には今回の知識を活かしていきたい。」「今までは全く興味が無かったことでしたが、LPガスについての説明や遮断装置の体験をさせていただいて、楽しく学ぶことができてとても貴重な経験をすることができた。」との感想を頂いた。

今年度は、いずれも学校からの依頼で実施したが、中学校の2ヵ所については過去にも実施をしており、担当教職委員からは「生徒にとって、災害時の対応やLPガスの知識も深まること、体験することで興味も増し、実りのある授業となってとてもありがたく、来年度にも繋げていきたい。」
また、生徒のみならず、授業に参加していた教職員やPTAの方々からも、「LPガスの知識や注意点が分かりやすく習得できた。」との感想を頂き、地域の防災保安に貢献した。

一般社団法人滋賀県LPガス協会

団体名

一般社団法人滋賀県LPガス協会

業務の名称

LPガス保安出前教室

実施期間

平成30年8月7日~平成31年1月18日

業務の目的

もしもの災害時のLPガスの安全な使用方法と災害救助用炊飯袋(ハイゼックス)を利用した炊出し体験

  • 小学生を対象にLPガスの特性および保安に関する講習
    ハイゼックス(災害救助用炊飯袋)を利用した炊出し方法の指導・体験・実食とLPガスによる大鍋お湯沸かしにより災害時に利用する方法や低圧発電機の使用事例や点火の体験
  • 学校の先生や地域防災関係者を対象にLPガスの特性と災害時活用に関る講習

実施日
実施場所
対象者
スタッフ

  • 10月28日(日)まちなかフェスタ長浜2018 9:00~12:00
    長浜小学校・中学校 小中学校生徒100名、保護者・防災関係者30名
    協会事務局1名・長浜市組合関係者20名
  • 11月 3日(日)東近江市二五八祭 9:00~14:00
    東近江市市役所駐車場 体験小学生36名、見学保護者50名
    協会事務局1名・青年委員会関係者9名
  • 1月18日(金)2限目~4限目(七輪体験学習とコラボ)
    近江八幡市立北里小学校 3年生児童57名・先生6名
    協会事務局1名・ボランティアスタッフ15名

実施概要

  • -1:ハイゼックス(災害救助用炊飯袋)にて炊出し体験
    計量カップに代わる簡易な透明の90㏄のカップを2つ用意し、ひとつはお米を入れ、ひとつはそのお米の量より少し多めの水を入れ、ハイゼックスの袋にそれぞれ投入。空気を抜きながら袋を輪ゴムでしばる。それを沸騰したお湯の中に入れ、ふたをして30分炊き、10分程度蒸らして完成する。1人4分の 1合ぐらいの量を3袋~5袋作成する形とした。お米そのままの味の体験とケチャップや塩・醤油・白だし等の味付けにも挑戦した。
    また、袋の中の水は飲料水を使用するが、鍋の中のお湯は、災害時にはプールの水や川の水を利用することが可能である。
  • -2:LPガス鋳物こんろにて大鍋でお湯を沸かす
    保護者や防災関係者に災害時活用に関するLPガス講習
    ハイゼックス利用方法や災害時に強い分散型のLPガスの特性や災害後の復旧の早さを示す棒グラフを掲載したパンフレットを作成し、配布した。
    低圧発電機とコンポジット容器をつなぎ、点火ひもを引っ張り作動させる体験とパソコンや携帯電話の充電ができることの実際事例を示した。
  • :ガスコンロを用いてLPガスの使用実例を体験
    訪れる小学生を対象にハンバーグをガスコンロのグリル機能を使って作る体験をしてもらい、ガスコンロの機能の説明や地震時の対応機能の説明等を行うことができた。
  • :火おこし体験&七輪学習コラボ
    3年生57人を対象にひもきり火おこしを体験してもらい火の恐さと大切さを伝え、現代の点火方法をマッチやチャッカマン等で体験学習を行った。チラシやパンフレットを配布し説明を行った。

成果

  • 永久保存版のような固い紙のカラーのページ数の少ないパンフレットを残す事で後で見ることもハイゼックスの後々使っていただくように配布したハイゼックスの袋もはさむことができたので先生や地域の方々に喜んで頂けたようだった。地域の今後の防災訓練等にも参考にしていただけるような感想もいただけた。
  • 火おこし体験を通じて、火というものの必要性を再認識していただけたと思う。小学生が古代の火おこしや現代のマッチ等での点火を学習することで、災害時には、積極的に活動する考えをもってもらえたのではないだろうか。また、このような体験型イベント活動を小学校で行うことにより、前後の保安的な話や災害時における意識が高まっていくものだと確信する。

一般社団法人兵庫県LPガス協会

団体名

一般社団法人兵庫県LPガス協会

業務の名称

平成30年度 LPガスシルバーサポート事業

実施期間

平成30年9月1日~11月15日

業務の目的

兵庫県下の販売事業者が敬老の日を中心に65歳以上のひとり暮らしの老人宅、70歳以上の高齢者宅、及び体の不自由なお客様宅を訪問し、LPガス器具等の安全点検によるLPガス事故の未然防止はもとより、健康面や生活に関する様々な障害を取り除くことを手助けし、業界のイメージアップと社会福祉の増進を図る事を目的とする。

実施概要・
成果

実施販売事業者数:275業者
訪問独居老人宅及び高齢者宅等世帯数:12,413世帯

(実施概要)

  • 不安の解消のための「安心一声運動」:お客様との接点強化を重点に置き、LPガスについて何か不安や困っていることはないか尋ね、相談があった場合には親切・丁寧に対応することによってお客様との信頼関係を深め、接点強化に努めた。
  • 安全に利用して頂くための機器等の「安全使用説明」:ガス漏れ警報器のない家庭にその必要性と取り付け促進、及び器具等の安全装置等の説明を実施した。また、本年度は、リフォーム等の他工事をする際には必ず事前にお取引のLPガス販売店に連絡することを周知するパンフレットを用い、他工事によるガス事故(漏えい、爆発、CO中毒)を未然に防止することを目的に実施した。
  • 安心して利用して頂くための「安全点検」:こんろ、炊飯器、湯沸器、給湯器を中心としたガス機器に関して掃除、空気調整、点火テスト、ガス漏れ点検、CO中毒事故防止の無料点検等をお客様立会いの下で実施し、消費機器の維持管理、改善を行い、経年劣化の見られるガス機器については可能な限り新しいものに交換した。
  • 本事業のPR活動:平成28年度に続き、再び本事業の活動が地元ローカルテレビ(サンテレビ、番組名サンぷん)によって取り上げられ、放送されたことにより、業界内外へのPRとなったところである。
  • その他の「要望対応」(サービスの提供):「LPガス以外に何か困ったことはありませんか?」と尋ね、お客様の話をていねいに聞き、ガス以外の相談(主に生活と健康)にも個別に対応することによってお客様の信頼を得て、LPガス販売店のイメージアップに努めた。
    作業終了後には「これで安全です。安心してLPガスをご使用下さい。」と伝え、タオルを手渡した。
    実施結果は、「シルバーサポート事業実施報告」(平成30年度)のとおり。

(一社)和歌山県LPガス協会

団体名

(一社)和歌山県LPガス協会

業務の名称

平成30年度 高齢者保安対策推進事業

実施期間

平成30年8月1日~平成31年1月31日

業務の目的

和歌山県では、近年高齢化が進み、70歳以上の高齢者のみが居住する住宅が増えていることから、会員販売事業者が自らの消費者で、概ね70歳以上の高齢者のみで生活されている家庭を訪問し、LPガス器具等の安全点検を実施することにより、事故の未然防止を図る。
また、生活面でのサポートを実施し、街のガス屋さんとして地域に密着した事業を行う。

実施概要

各会員販売事業者が、自らの消費者の中で概ね70歳以上の高齢者のみで生活している消費者を選び、①消費機器の安全点検の実施、②バーナー部等の点検・清掃、③安全装置の付いていない機器やSiセンサーコンロでないコンロを使用している家庭への安心替えの推奨、④その他LPガスに関する相談ごとへの対応、⑤ガス以外の事項についての相談対応等を実施し、記念品のタオルを手渡す。

成果

協会会員375事業所の内、35事業所が参加し、高齢者のみで生活している家庭2,383戸を訪問した。配布チラシ
Siセンサーの付いていないコンロの買替えを勧めた結果6台販売できた。また、ガス給湯器買替え3台、ガス湯沸器の買替え3台、ガス炊飯器買替え1台と安全・安心をサポートできた。
集計結果としては、コンロの調整修理、電池交換が多く、給湯器や湯沸器の修理も11件あった。
湯沸器にクモの巣が張っていたため、赤い炎が出て不完全燃焼を起こしていたものがあり、事故に至る一歩前だった事例も確認された。
また、台風の被害に遭い、どこに修理をお願いしたら良いか分からず、LPガス事業者への相談も多かった。
事業者とすれば、消費者に安全・安心してLPガスを使用して頂けることが、消費者にとっては、身近な困りごとを相談できる相手として互いに喜んで頂け、実施した甲斐があった。
本年度は、昨年度参加した事業所の参加が少なく、新規に取り組まれたところが多かったので、それなりの成果はあったと思うが、次年度は事前に調査を行い実施するかどうかを判断したい。
和歌山県では「高齢者等の見守り協力に関する協定」を協力事業者(宅配事業者、電力会社、新聞事業者等)と締結しており、LPガス以外の面でも生活のサポートを実施し、街のガス屋さんを目指したい。

一般社団法人鳥取県LPガス協会

団体名

一般社団法人鳥取県LPガス協会

業務の名称

お客様保安指導事業

実施期間

平成30年6月7日~平成31年1月31日

事業の目的

一般消費者等を対象にしたイベントでLPガスの保安啓発を個々に対面し周知を行う。

実施概要

  • 12/6 子どもを対象とした火育教室の実施
    【内容】 当協会青年部員が中心となり成徳小学校(倉吉市)5年生21名を対象に出前火育教室を開催した。DVDで炎の歴史など学習した後クイズ形式でLPガスの特徴を学習した。また火起こしキットを使っての火起こし体験、LPガスコンロの操作方法を兼ねてマシュマロを炙って試食するなどし、ガスの特性と炎の文化の大切さ、火を扱う知識を伝えた。
  • 11/29、1/16 保安講習会を兼ねた料理教室の開催 2会場
    【内容】 11/29 公民館事業との共催で地区住民15名を対象とし、LPガスオーブンを使ったパン作り教室を開催した。ガスオーブンを体感していただいた後には、当協会保安部員を講師としてLPガスを安全に使用して頂くための保安講習会をパンフレット等を利用して実施した。
    【内容】 1/16 とっとり県消費者の会会員40名を対象に、リンナイ㈱広島支店ライフクリエイターの方を講師に、LPガスコンロの安全な使用方法と便利な機能の活用方法が体感できる料理教室を開催した。また料理教室前段には(一財)エルピーガス振興センターによる「災害に強いLPガス、災害対応について」の講習会も開催された。
  • 10/10 LPガスの日PRイベント 県下 300名×3会場
    【内容】10月10日LPガスの日に絡め、街頭にて各種パンフレット・保安啓発グッズを配布し広く周知を行った。
  • 高齢者世帯への特別点検事業  実施数 2,266軒
    【内容】9月~12月末にかけ県下一斉に、各販売店が自社の高齢者世帯を回り消費設備の点検並びに声掛け運動を行った。点検時LPガスの安全な使用方法と、高齢者用に大きな文字で作成した災害時対応のパンフレット等を配布し周知を行った。また本年度は当補助金にてガス栓カバーを1500個購入し点検時に取り付け実施もしてもらった。

成果

各種事業の中でLPガスの安全な使用方法並びに災害時の対応等を、パンフレット並びにグッズ等により一般消費者に直接対面にて周知を行う事が出来た。また日々疑問に思っておられる事についても回答する事が出来た。

高齢者世帯に於いては声掛け運動も兼ねた保安指導を行い、わかりやすく大きな文字で作成したパンフレットを保存版として活用してもらうなどLPガスに関する意識付けをする事が出来た。また高齢者世帯に優先的にガス栓カバーを設置する事により一層の保安の確保が出来た。

一般社団法人岡山県LPガス協会

団体名

一般社団法人岡山県LPガス協会

業務の名称

高齢者保安対策キャンペーン

実施期間

平成30年9月1日~12月31日

業務の目的

<目的>
少子高齢化・核家族化社会の現在、高齢者世帯の割合が増えている。加えて「オール電化=安全」のイメージから、オール電化住宅に変わる世帯が増加しつつある。電気が安全というイメージは、高齢者であるお客さま本人よりも高齢者の子供たちが、「電気=安全」、「火=危険」という考えが強くオール電化に移行しているという傾向となっている。こうしたことから今年度もLPガス販売店が高齢者宅を訪問し、進化したガス機器の紹介や正しいガス機器の使い方を説明するとともに高齢者からいろいろ話を聞くことにより、うっかりミスの防止に繋げ、安心感を醸成し、保安の確保を図る。
その他自然災害等に対する注意点についての保安啓発を行う。
これらの事業を「高齢者保安対策キャンペーン」として実施する。

実施概要

<実施概要>
本事業の対象者は高齢者(原則70歳以上)世帯とし、選定方法は、訪問活動を行う販売事業者が、自社の消費者の中から該当者を選定した。
販売事業者は、対象となる高齢者世帯へ訪問し、高齢者本人だけでなく同居の家族やヘルパーの方にも一緒にガス器具の正しい使い方や災害時に必要な行動について直接説明を行い保安啓発を行った。
また、高齢者が感じている不満な点等を聞き取ることにより、高齢者の不安を取り除くとともにコミュニケーションの強化を図った。
ツールとしては、高齢者用パンフレットを作成した。このパンフレットは高齢者が見ても分かりやすいように文字を出来るだけ大きくしたり、イラスト・写真を活用した。

成果

<成果>
今年は95のLPガス販売事業所が参加し、6,077世帯に対し実施した。
成果としては、当初の目的どおり高齢者に対し、きめ細かい保安啓発を行うことができたほか、高齢者とのコミュニケーションの強化を図ることができ、困ったときには気軽にLPガス販売事業者に相談できる土壌作りを行うことができた。
波及効果として(一社)愛知県LPガス協会、中国液化石油ガス保安連絡協議会、中部液化石油ガス保安協議会等の関係団体では、当協会が作成したパンフレットをもとに高齢者用パンフレットを作成した。

一般社団法人 香川県LPガス協会

団体名

一般社団法人 香川県LPガス協会

業務の名称

消費者等への保安講習会・災害時炊き出し訓練等の実施。

実施期間

平成30年11月19日~1月23日

業務の目的

婦人団体消費者団体等の依頼による防災学習会の講師を派遣してガスの特性、注意事項、災害時の対応、安全使用等について周知を行うことにより事故防止に努める。また、高齢者を含む消費者に対して災害時対応及び安全使用等についてのリーフレットを作成、配布するとともに安全なガス器具等を説明し事故の未然防止に努める。その他、支部会員及び中核充填所等災害時を想定したLPガス供給設営訓練により炊き出し用大釜を設営し、それを活用して学校、婦人団体、地域防災組織に協力し、炊き出し訓練等を実施し、LPガスの扱いに慣れてもらうことを目的として実施する。

実施概要

消防職員専科講習「火災調査科」においてLPガスの特性、熱電対の起電力によりマグネットで電磁弁を開いている等実験を通じ、LPガスの安全装置の機能、LPガス容器の安全性等を説明。また、FRP容器、マイコンメーター、張力式ガス放出防止型高圧ホース等の展示も行った。その他、安全委員会で作成したリーフレットを活用して、香川県で起こった過去の事故例について事故の原因と対策等についてCO中毒事故は換気扇のスイッチを入れ忘れただけで起こっている例等の火災調査時において重要と思われることを説明。
防災学習会においては「LPガスの災害対策」と題した講習会を開催し、安全委員会補助金で作成した、「LPガスってなあに」「災害に備える」「災害が起こったら」を活用して災害時における事前、事後、避難所でのLPガスの対応等について説明。災害時に指定避難所となる施設において炊き出し訓練を実施する婦人団体等に協力し炊き出し器具の安全引渡しと立会い、LPガス、食材費等を負担した。

成果

LPガスの安全装置の機能を理解してもらい。熱電対の起電力によりマグネットで電磁弁を開いている等実験を通じて理解してもらった。

LPガスの特性、LPガス容器の安全性等を説明。また、新技術としてLPガスのFRP容器を展示し説明も行い理解が得られたと考えている。

香川県LPガス協会より安全委員会で作成したリーフレットを活用して、香川県で起こった過去の事故の例を取って爆発したところが、LPガスを漏らした場所とは限らないこと。一酸化中毒事故の事故の原因と対策等についてCO中毒事故は換気扇のスイッチを入れ忘れただけで起こっている例等の火災調査時において重要と思われることを説明。事故予防についても理解が得られたと考えている。なお、火災調査科の終了テストにはLPガスの特性について出題するとのことであった。

婦人会等が実施する防災学習会において「LPガスの災害対策」等の講習会に協力し、安全委員会補助金により作成したリーフレットを活用して災害前に行う対策、災害後のマイコンメーター遮断の解除方法等と避難所での炊き出し時の注意等について周知を行いLPガスの安全性、災害時に強いと言われる理由を理解して頂けたと考えている。実際に炊き出しを行っていただいたことにより、LPガスに慣れて頂き、より理解できたと感じている。

一般社団法人 愛媛県LPガス協会

団体名

一般社団法人 愛媛県LPガス協会

業務の名称

消費者への注意喚起並びに機器の交換促進等を目的とする保安啓蒙活動

実施期間

平成30年8月1日~11月30日

業務の目的

ガス展(11支部の内、9支部計画/30年度)や愛媛県各地で開催される総合防災訓練等にて参加される消費者との直接対話を通じ、機器の安全性・点検整備の重要性さらにLPガスが安全・安心で利便性があり、クリーンで災害時に強いガス体エネルギーである事のPRに努めていく。

実施概要

当初9支部でガス展示を計画していたが、平成30年7月西日本豪雨が発生し、9支部の内、6支部が実施順延若しくは中止を余儀なくされてしまった。災害により規模が縮小されたため、「安全・安心ふれ愛フェア」(愛媛県等主催)及び「みんなの消防フェスタ」(松山市消防局主催)にて、LPガス機器の安全性・機器の点検整備の重要性さらにはLPガスが安全・安心で便利性があり、クリーンで災害にも強いガス体エネルギーである事をPRした。

成果

  • 1)
  • 「安全・安心ふれ愛フェア」に出展
    平成30年10月8日(月・祝日)、松山市郊外の大型ショッピングセンター、エミフルMASAKIにて愛媛県、㈱FM愛媛主催の「安全・安心ふれ愛フェア」に出展した。同フェアは、自衛隊・愛媛県警察本部・松山市消防局をはじめ各機関がそれぞれの立場で安全・安心に関する情報をわかりやすく発信、また集客力アップのため、緊急車両・特殊車両を一堂に集結するイベントです。弊会も同フェアにLPガスコーナーを出展した。
  • 2)
  • パンフレット作成
    全国的に業務用厨房施設等のCO中毒が多発したのを受け、業界全体で「事故半減のための緊急対策」の重点項目を主体に取り組んでいる。又各種イベント等を通じ、消費者に対しガス機器を使用する際の換気の大切さを繰り返し啓蒙することを改めて確認した。併せて各種警報器の設置がいかに必要かをPRしていくことも再認識し、それらの内容を組みこんだパンフレットを作成することとした。このパンフレットは「安全・安心ふれ愛フェア」での配布はもとより、協会支部主催のガス展示会、販売店の検針時等を通じて広く配布し、啓蒙に努めた。
    会場では、消費者の方々に身近なLPガスをより深く知ってもらうため、弊会所有のLPガス車(ジャパンタクシー)並びに非常用発電機の展示を行うと共に、LPガスに関するクイズ(3問程度)に正解したお子様にはその場で「子ども運転免許証」(限定100名)を作成して進呈、子供のみならず大人にもきれいに出来ていると大好評だった。コーナーに立ち寄った方には、LPガスが安全で環境にもやさしいことをPRした。
  • 3)
  • 「みんなの消防フェスタ・防災シンプジウム2018」に出展
    平成30年11月23日(金・祝日)、松山市総合コミュティセンターにて松山市消防局主催の「みんなの消防フェスタ・防災シンポジウム2018」に出展した。同フェスタは、近年の火災や地震等の災害が複雑多様化傾向にあることから、女性防火クラブ員や幼年少年消防員、地域防災の要である自主防災組織員や各事業所の防火管理者が一同に会し、防火防災思想の一層の高揚を図り、広く防火・防犯について感心を深めてもらうことを目的に開催するイベントです。弊会も安全装置付きガスコンロの展示を依頼され出展した。
    会場では、ビルトインコンロ並びに非常用発電機の展示を行い、ガスコンロでは、各種安全機能の説明と共にグリル専用器具の登場で料理レシピが飛躍的に進化すると共に清掃性も高まり手入れがラクになったことを紹介した。併せて日頃使う容器(ボンベ)に接続して使える発電機を紹介し、来場者からガソリン使用の発電機しか知らなかったとの感想を多数頂き、関心の高い展示会になった。
  • 4)
  • マグネット作成
    「安全・安心ふれ愛フェア」及び「みんなの消防フェスタ・防災シンポジウム2018」での配布や協会支部主催のガス展示会や販売店のガス供給復興活動等を通じて広く配布し、啓蒙に努めた。

一般社団法人高知県LPガス協会

団体名

一般社団法人高知県LPガス協会

業務の名称

LPガス地震対策保安推進事業の啓発

実施期間

平成30年6月1日~平成31年2月5日

業務の目的

高知県協会が自主基準に基づき平成18年度より取り組んでいるガス放出防止型高圧ホースの設置、50kg容器のチェーン等の2重がけ及びバルブプロテクターの普及による地震・津波対策によりLPガスが災害に強く、災害発生後も早期に役立つこと、また、避難所となる小中学校に猛暑対策としてGHPが有効であることを広く県民に知っていただくため、イベントやリーフレットの配布を通じた啓発を目的として実施。

実施概要

  • 1.
  • 防災啓発等イベントの共催又は協力
    防災啓発等を目的としたイベントを共催又は協力。高知県協会自主基準に基づく供給設備の展示、ガス発電機の実演、炊き出し(2会場で計380食)を通じ一般消費者への啓発を行った。なお、年度当初は7月の共催、10月、1月の参加を計画していたが、10月のイベントは台風25号の接近により中止となった。
    7月の共催イベントでは、小学生への防災クイズにLPガスは避難所で冷房や発電にも使えることを知ってもらう内容の問題を出題。クイズの様子は、9月にローカル局の特番「高知防災クイズチャンピオン」として放送された。また、双方の会場では、親子連れに火の大切さとLPガスが安全、快適に使えることを楽しみながら学んでもらう親子火おこし体験を実施、協会展示ブースへの誘導につなげた。
    (1)第2回高知防災クイズチャンピオン
    開催日:7月28日(土)、会場:香南市 ヤ・シーパーク
    (2)高知市消防出初式
    開催日:1月6日(日) 会場:高知市 くろしおアリーナ
  • 2.
  • 啓発うちわ、啓発クリアファイル、啓発リーフレットの作成
    高知県協会の災害対策を紹介したうちわ1,500枚とパンフレット配布用としてLPガスが災害に強いことを訴求するバッグタイプのクリアファイルを1,500部作成。上記防災イベントのほか9月の幡多地区婦人連合会防災研修会で活用した。
    また、29年度に制作した高知県協会の災害対策を説明したパンフレット(詳細版)に猛暑対策として小中学校へのGHP導入事例を追加した改訂版を3,500部作成し、1月のイベント及び会員事業所を通じ配付を開始。1月15日付で1,300部を地域ブロック代表者(支部長にあたる) に送付。また、2月には県高圧ガス部署を通じ、教育委員会、消防関係部署、市町村災害対策担当部署、自主防災会、婦人会会員に順次配付することとしている。

成果

・ 小学生を対象とした防災クイズイベントに出題と出展を行うことにより、幅広い層に高知県の災害対策を知ってもらう機会となった。
・ うちわは、夏場の来場者に好評を得、クリアファイルとともにそれぞれの家庭で保管される啓発ツールとなった。
・ 29年度に作成した協会自主基準と公共施設への導入事例を紹介したパンフレットに夏の猛暑対策としてのGHP導入を訴求する内容を追加した改訂版を作成。自治体や教育関係に小中学校へのLPガス常設を提案するツールとなった。
本支援事業により、高知県協会の予算では実現できない活動が実施でき、高知県協会の災害対策を県民に広く知っていただく有意義なものとなった。

一般社団法人長崎県LPガス協会

団体名

一般社団法人長崎県LPガス協会

業務の名称

①防災訓練 ②火育活動 ③独居老人宅保安点検活動 ④Siセンサーコンロ寄贈事業

実施期間

平成30年5月~平成31年2月

業務の目的

①災害時におけるLPガスの優位性の周知
②火の文化を次世代へ継承、災害時の調理方法の体験
③独居老人の見守り、LPガス事故の未然防止・保安の確保
④Siセンサーコンロの寄贈による保安の確保

実施概要

災害でライフラインが寸断された状態でも、LPガスならば迅速に簡易避難所を設置することができることを周知する。何も無い状態からでも家屋の軒先在庫を活用し、ワンタッチタープ内にLPガス機器(給湯器、発電機、暖房機器、コンロなど)を設置。風呂、食事、暖房、電気等を迅速に確保することができることを実演する。
火おこし体験を通じて、火の大切さや取り扱い方を学んでいただく。日本赤十字社に寄贈した炊き出し釜を用いて、炊飯袋(ハイゼックス)で水以外での炊飯やだし巻き卵などの調理方法を紹介し、最後に試食してどのような味になるか確認する。水の確保が難しい災害時にもビニール袋等で調理することができること、分散型エネルギーのLPガス優位性を認識していただく。
独居老人宅を訪問し、声かけすることによる安心感の提供及び異変があればいち早く見つける。併せて機器の保安点検や清掃を行い、LPガス事故の未然防止・保安の確保を行う。このような活動によりLPガス業界のイメージアップを図る。
予算が取れず老朽化したコンロを使用している小・中学校や公共施設に対し、Siセンサーコンロを寄贈し、保安の確保を図るとともにLPガス機器の安全性の認知度アップにつなげる。

成果

  • 行政単位の防災訓練に参加し、災害時を想定した仮設の避難所を迅速に設置することができることを実演した。給湯や暖房だけでなく、LPガス発電機を用いて、電気を確保するなどLPガス発電機の認知度向上を図ることができた。また、パネルでも災害時におけるLPガスの役割について解説した。
  • 小学生やその保護者を対象に火おこし体験を行った。楽しみながら火に親しみ、火の大切さを伝えることができた。また、日本赤十字社長崎県支部に寄贈した炊き出し釜を用いて炊飯袋(ハイゼックス)で災害時の炊飯方法を体験し、災害時の食の在り方を説明した。参加者からは日頃できない貴重な体験をすることができ、災害に対する備えなど考える良い機会だったとの声が多かった。
  • 島原市内の独居老人宅を各地区の民生児童委員と共に訪問し、ガス器具の点検や修理などを行った。
  • 保安向上の目的のため、Siセンサーコンロを県内の小中学校3校と公民館3施設に15台寄贈した。

全国地域婦人団体連絡協議会

団体名

全国地域婦人団体連絡協議会

業務の名称

災害時のLPガスの役割・保安に関する学習と
地域安全・消費者啓発に関する連携づくり

実施期間

平成30年6月~平成31年2月

業務の目的

・一昨年の熊本地震からの復興が進む中、大雨による土砂浸水被害や、南海トラフ地震なども予想され、災害対策への関心が全国的に高まり、LPガスの災害時の役割が期待されている。いざという時に支援活動をスムーズに行ってもらえるよう、LPガス事業者の役割と保安活動について、地域防災を担う立場から学習する。

・災害を具体的に予想しながら、地域で実際的な準備を進めるための学習会とする。特に女性団体として、女性の視点での防災準備を進めるための学習を深める。

・また、LPガス機器の安全対策や長期使用製品の点検の必要性についても学ぶ機会とする。

実施概要
・成果

<実施概要>


・全地婦連が主体となって作成した学習・啓発パンフレット「あたらしい時代の地域防災と婦人会・女性会の活動&LPガスの災害時の役割を考える」を活用して地域防災活動に関する学習会を開催。LPガス安全委員会と連携しながら、各都道府県エルピーガス協会、自治体の防災政策担当者、日本ガス石油機器工業会等の参加を得て、全国各地で学習会を実施。

・婦人会会員はもとより、地域での学習会開催に際しては、できるだけ一般消費者や自治会ならびに、社会福祉協議会、PTA、老人クラブ、民生委員など、地域の多様な関係者にも参加をよびかけ、LPガス事業者をはじめ地域の事業者を含む、実践的な地域安全・消費者啓発の連携づくりをめざした。

  *実施箇所数・参加人数

     実施箇所 44団体  参加者 4,908人

・防災学習会は次のいずれか3つのタイプで実施した。

  • 都道府県単位=規模や形態はさまざまであるが、たとえば新潟県では防災をメインテーマに県民フォーラムの中に組み込み、県LPガス協会と県単位団体をパネリストに防災ミーティング・講演会を9市200人の参加で開催した。1つのエネルギーに頼らず、日頃からの防災意識、地域の繋がりが大切であることなど学習した。
  • ブロック・郡単位=その地方の特性を意識しながら広域のリーダーと会員の参加を得た学習会が実現した。7月の県西部での豪雨被害のあった鳥取県東伯郡での学習会では、身近での災害と避難の対策と合せ、ガス利用の安全性、ガス設備と電化の関係など質問多数なほどの関心を集める内容の講演となり、参加者70名の次回への学習意欲につながった。
  • 地域単位=公民館等を会場に地域密着型で実施した。熊本、鹿児島では各県内の6~7ヵ所に於いて各会場50~300人の参加者があった。災害時のライフラインとLPガスの活用をテーマに、LPガスの仕組み、機能、可搬性、販売店連絡まで、地域によっては具体的な情報を求められていることがわかる。
    防災パンフレットやチェックシートでの啓発も有効であったとともに、繰り返し、テーマを拡大掘り下げての学習が要望されている。

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