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令和元年度LPガス安全委員会保安活動支援事業(16団体)

一般社団法人北海道LPガス協会

団体名

一般社団法人北海道LPガス協会

業務の名称

1.「防災火育出前教室(小学生等対象)」
2.「雪害注意喚起チラシ」周知

実施期間

2019年6月15日~2020年1月31日

業務の目的

  • 1.
  • 「防災火育出前教室(小学生等対象)」
    北海道全域における各自治体の防災イベントや小学校で行う課外授業を対象に、各種火起こし器等のグッズや教材を活用しながら防災・火育・出前授業を開催する。 
  • 2.
  • 「雪害注意喚起チラシ」周知
    北海道内における2019年1月~3月雪害事故件数は12件と大幅に増加したことから、一般消費者へ周知徹底を図り雪害事故撲滅を目指していく。 

実施概要

  • 1.
  • 北海道全域にある各支部及び各支部青年委員を中心に啓発事業として、北海道全域における各自治体や小学校などと連携した防災・火育・出前教室を行っていきます。
    2018年度の実績として、27回開催し7,846人の参加で実施しました。2019年度も引き続き同規模の事業を実施する予定にしており、LPガスへの関心を高める分かり易い授業を行っていきます。
    数種類の火起こし器を使用することにより火への関心を高めることや、冊子「ファイヤー探検記」を活用しLPガスの成り立ちを学んでいただくこと、また着臭剤の臭い体験など、目で見るだけではない体験型の啓発事業を行っていきます。
  • 2.
  • 2018年度は例年の2/3程度の降雪量にも関わらず1月~3月の雪害事故件数が12件と、前年2件から大幅な増加となりました。
    北海道内の事故撲滅には雪害事故防止が急務となることから、各支部で行う保安講習会を通じて販売事業者には雪害対策の必要性を、一般消費者等には「雪害注意喚起チラシ」を活用し、供給設備の改善や移設のご理解とご協力を依頼するようとして周知徹底を行っていきます。

成果

  • 1.
  • 「防災火育出前教室(小学生等対象)」
    小学校の「総合的な学習」の時間が削減となった為、実施が厳しい状況にありましたが、出前教室は全22回計1,299名の参加、防災訓練は全12回8,170人と昨年度を上回る規模となり、参加者には「火起こし器」を使い体験を通して火の有用性を学び好評をいただきました。
  • 2.
  • 「雪害注意喚起チラシ」周知
    本年度は、例年より暖冬傾向が強く降雪量は例年並みですが短時間に降雪量の多いドカ雪傾向にある為、屋根や供給設備周りには一気に雪が積もる状態となっています。
    北海道地域特有でもある雪害事故撲滅を目的として「雪害注意喚起チラシ」を降雪量の多い地域を重点して降雪時期前から消費者宅へ配布、雪害事故未然防止の周知徹底を図りながら供給設備点検を行った。

一般社団法人茨城県高圧ガス保安協会

団体名

一般社団法人茨城県高圧ガス保安協会

業務の名称

消費者への保安啓発事業

実施期間

2019年5月1日~2020年1月31日

業務の目的

LPガスに係る日常の保安意識の向上及び災害に強い分散型エネルギーであるLPガスの常設の重要性の再認識と緊急時対応力の向上、更にLPガス業界のイメージアップを目指す。

実施概要

  • 上記目的に見合う周知文書をクリアファイルに印刷し、多くの消費者にLPガスに係る数種の周知文書を挟み込み、保存版として配布した。
  • 消費者大会や産業祭に出展参加し、火の大切さやLPガスの利便性・安全性等をPRした。
  • 老朽化したガスコンロ等を使用している学校や公民館など避難所となりうる公共施設に最新のLPガスコンロを寄贈して機器メーカーによる保安指導を行い、その安全装置の付いたLPガスコンロを正しく使って親子による料理教室を開催した。
  • 「安全・安心届け隊」活動により、高齢者家庭を訪問してLPガスの保安指導を行うと共に見守り活動を行った。

成果

  • アンケート内容を展示した「LPガスに係るパネル」・「最新のLPガス機器」・「炊出しステーション」を見たり、説明を受けたりして回答するものに工夫したことで、今まで以上に保安意識の向上を図ることができた。
    周知文書をクリアファイルにしたことで、消費者が繰り返し目にしてくれる。エコバックは、消費者の声を取り込むためのアンケート回収に有効であった。
  • 消費者大会や産業祭に出展参加し、火の大切さやLPガスの利便性・安全性等をPRすることができた。
  • 安全機能の充実した最新のLPガスコンロを寄贈し、保安指導と親子料理教室を開催したことで、「事故の未然防止」と「LPガス機器の安全・安心の周知」及び「LPガス業界のイメージアップ」にも貢献できた。
    参加者から「ガス機器の安全機能があることを初めて知った」など保安指導の成果や感謝のメッセージを多数いただいた。
  • 当協会会員が「安全・安心届け隊」事業として高齢者家庭を訪問し、LPガスの保安指導を行うと共に、「お困りごとはありませんか」とお声がけをして様々な要望に対応し、喜ばれている。

一般社団法人埼玉県LPガス協会

団体名

一般社団法人埼玉県LPガス協会

業務の名称

  • LPガス保安機器等の展示実演による保安啓発活動
    (\LPガスの「あかさたな」/)
  • 保安等アンケートによるお客様保安意識の向上活動

実施期間

2019年6月1日~2020年2月末日

業務の目的

  • LPガス保安防災機器等の展示実演を行い、CO中毒事故防止等のミニ保安講習の開催やお客様向け啓発ステッカー等を活用して保安啓発を行う。
  • 保安防災等のアンケート調査を行い、お客様の保安意識の向上を促すとともに、安全で災害時にも強いLPガスをアピールする。

実施概要
成果

  • \LPガスの「あかさたな」/(あ:安全安心LPガス、か:快適便利なLPガス、さ:災害時にも強いLPガス、た:頼りになるねLPガス、な:なっとくのLPガス)をテーマに、防災訓練や地域開催の商工祭及びグルメイベントなど集客力のあるイベントへ参加し、LPガス保安防災機器や安全装置付燃焼器具等の展示実演などによる保安啓発を行った。お客様や出店の料理飲食店を対象に、CO警報器や業務用換気警報器によるCO中毒事故防止の啓発動画上映や、デモ用ガス設備を使用して実際にガスの使用中にマイコンメーター等の安全装置を作動させてガスを遮断して復帰を体験していただくなどのミニ保安講習会を開催し、LPガスの安全性と安全な使い方を啓発した。また、マイコンメーターの復帰方法や他工事によるガス管損傷事故防止、CO中毒事故防止のためCO警報器や業務施設への換気警報器の設置を促すお客様向け啓発マグネットステッカー等を活用して注意喚起を行った。
  • 青年委員が中心となって、防災訓練や商工祭などの来場者へLPガス保安防災機器等の啓発や安全安心で災害にも強いLPガスを連想させる内容の保安防災等のアンケート調査を行い、お客様の保安意識の向上を図った。アンケートにはLPガスの保安啓発チラシが付いており、内容を説明をした後に切り取って持ち帰っていただいた。また、アンケートに回答して頂いたお客様には、災害時にも役立つ救急てぬぐいをプレゼントして、平時からの災害に対する備えの大切さを啓発した。

主な実施会場

第40回 九都県市合同防災訓練(埼玉県会場)

8月31日(土)

和光樹林公園など

(和光市)

約8,000名

第40回 九都県市合同防災訓練(さいたま市会場)

9月 1日(日)

岩槻文化公園

(さいたま市)

約5,000名

令和元年度 県庁オープンデー

11月14日(水)

埼玉県庁

(さいたま市)

約12,000名

三郷市総合防災訓練

10月 6日(日)

三郷市立栄中学校

(三郷市)

吉川市減災プロジェクト

11月4日(月・祝)

吉川市立中曽根小学校

(吉川市)

八潮市総合防災訓練

11月17日(日)

八潮市立八條北小学校

(八潮市)

越生町産業祭

11月 3日(日)

越生町中央公民館

羽生市商工まつり

11月 3日(日)

プラザ通り

(羽生市)

日高市民まつり

11月 9日(土)~10日(日)

日高アリーナ

(日高市)

熊谷市産業祭・うどんサミット

11月16日(土)~17日(日)

熊谷スポーツ文化公園

(熊谷市)

公益社団法人 神奈川県LPガス協会

団体名

公益社団法人 神奈川県LPガス協会

業務の名称

①防災フェスタの開催
②CO中毒事故防止に向けた周知活動

実施期間

①令和元年8月31日~9月1日
②令和元年7月1日~令和2年2月20日

業務の目的
実施概要
成果

  • 防災フェスタの開催
    LPガスが災害に強いエネルギーであることを防災イベントを通じて認知度向上を図るとともに、家庭や地域においてLPガスが災害対策に活用できる身近なエネルギー源であることをPRし地域の災害対策活動につなげられるよう努めた。

    ・防災フェスタ2019 令和元年8月31日(土)~9月1日(日)
    ・会  場 クイーンズスクエア横浜 クイーンズサークル
    ・来場者数 3000人(2日間延べ人数)

    〇災害・防災に向けたパネル展示・最新機器のご案内
    災害・防災の向けた心構え、最新機器の展示から災害に強いLPガスを周知、過去に神奈川県LPガス協会が行ってきた実績の案内

    〇横浜市内の中学生・高校生による吹奏楽披露とクイズ大会の開催
    神奈川県LPガス協会の公益目的事業である「地震等の大規模な災害に対する事前対策、緊急対策及び復旧対策事業」の一環として、災害避難拠点に対するLPガスの応急供給支援事業による、地域防災拠点に指定された横浜市内の82中学校・1高等学校にLPガスを常備し、災害時に備え体制を整備しています。その中学・高校を中心とした吹奏楽部による素敵な演奏を披露するとともに、会場にいるお客様や子供達にLPガスを身近に感じてもらえるよう「LPガスクイズ大会」を実施し、正解者の方にはLPガスボンベを模ったお菓子をプレゼントした。

  • CO中毒事故防止に向けた周知活動
    LPガスが災害に強いエネルギーであることや、CO中毒事故防止については、換気の重要性、ガス器具や換気扇の油汚れやホコリの掃除が大切であること、COの発生をいち早く知らせる「CO警報機」の設置が事故防止につながる等を掲載したチラシ・ノベルティーを作成し、県内各自治体が主催する防災イベントにおいて広く周知を行った。県内21ヶ所386,974人が来場し見学した。
    また、業務用の消費者については、定期消費設備調査や周知など保安業務の機会を利用し施設内で出来る対策やCO警報機の設置促進等、LPガス販売事業従事者を対象とした講習会を県内14カ所で開催し587人が受講。LPガス全般の保安研修を行い事故防止に関する保安情報の共有化に努めました。

(一社)新潟県LPガス協会

団体名

(一社)新潟県LPガス協会

業務の名称

冬期間のLPガス安全啓蒙活動

実施期間

2019年9月1日~2020年2月29日

業務の目的

LPガス利用世帯並びに業務用施設等の消費者を対象に、冬季の雪害事故防止とCO中毒事故防止を目的に注意喚起と除雪協力を訴求する。

実施概要

県内豪雪地域を中心に、LPガス需要家や業務用消費者を対象に別添事故防止チラシを作成し、会員販売店を通じて配布、説明を行った。
例年、地域によっては2~3mの積雪を記録する地域もあるが、今冬は記録的な暖冬小雪となった。しかし、例年同様の積雪、寒波に備え9月3日、各支部長宛に別添チラシの必要の有無と必要部数をアンケートした結果、9支部(佐渡支部を除く)が「必要」と回答し、108,500枚を作成した。
10月28日、完成したチラシは各支部が要望する送り先(支部長宛1ヶ所、ブロック長宛6ヶ所、販売店宛199ヶ所)へ発送を開始、11月上旬までに指定の送り先に送付を完了した。
チラシを受け取った会員各位は、降雪状況を見ながら配送時や検針時の機会を捉えて各需要家宅や業務用施設に出向いた際に当該チラシ内容の主旨である雪害による事故防止のための除雪協力やCO中毒事故防止のための換気励行並びに排気筒の破損チェックなどを説明しながら配布した。

成果

令和2年2月末現在、新潟県内の雪害に関するLPガス事故はゼロである。
これは、記録的な暖冬小雪の影響もあるが、各販売店が直接需要家等に対して説明しながら配布することで需要家の意識が改まり、こまめな除雪作業が行われたこと、日頃、注意が行き届きにくい排気筒にも意識を向け破損状況のチェックを行ったことによるものである。

一般社団法人 富山県エルピーガス協会

団体名

一般社団法人 富山県エルピーガス協会

業務の名称

火育活動及び保安啓蒙活動

実施期間

2019年6月1日~11月10日

業務の目的

・県内の小学校において、その児童と保護者を対象に「火育活動」を行い、その中でLPガスの「環境性」「利便性」等を説明し、最新機器を用いた保安講習会を実施する。その際に「LPガスの安全性」「ガスメーターの安全機能」「CO中毒防止対策の換気警報器の設置推進」を周知するクリアファイルを配布し、保安啓蒙を実施する。また、県内の防災訓練にも参加し、一般消費者に啓蒙活動を行う。

実施概要

1)青年委員と地区会員により、「火おこし体験」や「Siセンサーコンロ点火体験」等を実施した「火育活動」を行い、火の歴史を学んでいただき、炎の大切さ・力・文化を伝え、LPガスが災害に強いエネルギーであることも知っていただき、火の安全な取り扱いについて知ってもらう。

「火育活動実施概要」

  • 「朝日町立さみさと小学校」4学年PTA活動(児童及び保護者)
    令和元年6月1日(土)9:30~11:00  36組参加
    同小学校(体育館・正面玄関前駐車場)にて実施

  • 「黒部市立宇奈月小学校」3学年フリー参観授業(児童及び保護者)
    令和元年11月9日(土)10:35~12:10(3・4時限) 33組参加
    同小学校(体育館・ピロティ)にて実施

2)県及び市町村の防災訓練に出向き、一般見学者を対象にLPガスの「利便性」「環境性」「災害に強いこと」等をパンフレットなどで啓蒙した。同時にマイコンガスメーターの実物パネルを展示し、安全遮断機能を実演した。一方、業務用のCO中毒事故防止のために換気警報器の設置推進のためパンフレット等を配布し、保安啓蒙を行った。

  • 富山県防災訓練 令和元年9月29日(日)8:30~11:30 入善町・黒部市・朝日町地区 13,097名

  • 富山市防災訓練 令和元年9月28日(土)8:30~11:00 富山市立新保小学校 800名
  • 射水市防災訓練 令和元年8月25日(日)8:30~12:00 射水市水戸田地区 400名
  • 魚津市防災訓練 令和元年9月29日(日)8:30~12:00 魚津市立旧大町小学校 3,290名

成果

・火育活動では児童や保護者から実施中や実施後のアンケートでは火を扱ったことのない児童も多く見受けられたがこの活動を通じて、いい経験が出来、火を安全に扱うこやLPガス機器の安全性の向上を知っていただくことが出来て良かったと感じた。

・この火育活動では「Siセンサーコンロ」の実物を持ち込み、児童はもちろん保護者にも実際に点火していただき、「消し忘れ防止機能」や「鍋なし検知機能」「感震停止機能」の安全機能や便利な「温度調節機能」を体感していただき、最新ガス機器の安全安心性を知っていただけた。少なからずガスファンが増えたと感じた。

・防災訓練ではパンフレット等の配布物を今年度作成した保安啓発用クリアファイルに入れて渡すことにより、一般消費者へはその場だけでなく、更なる保安啓発が出来た。

一般社団法人石川県エルピーガス協会

団体名

一般社団法人石川県エルピーガス協会

業務の名称

1.ゆるやかな見守り活動
2.地域婦人団体防災・保安講習会
3.県及び市・町主催防災訓練

実施期間

令和元年6月1日~令和2年2月12日

業務の目的

高齢者の見守りや地域の婦人団体に対する防災学習並びに自治体主催の防災訓練に参加し、LPガスの保安の向上と需要の拡大を図る。

実施概要

  • 1.
  • ゆるやかな見守り活動
    LPガス販売事業者が、ガス機器の点検に併せ、約4,300世帯の高齢者宅を訪問し生活全般についての見守り活動を行った。燃焼器具に接続されていないガス栓のつまみを誤って開けてしまう「誤開放」を防止するための「ガス栓カバー」の装着や、ガス警報器の点検など高齢者を対象としたLPガス保安の向上を図った。
  • 2.
  • 地域婦人団体防災・保安講習会
    婦人団体等が主催する防災学習会に保安指導委員会のメンバーが出向き、災害時におけるガス機器の正しい使い方や日常におけるLPガス使用上の留意点等を講演した。
  • 3.
  • 県及び市・町主催防災訓練
    ①県防災訓練
    9月8日に野々市市で開催された石川県防災総合訓練(101機関・8千人)に参加し、避難所へのLPガス供給訓練をはじめ、非常食の提供、ガス発電機の稼働展示など災害に強いLPガスをアピールした。
    ②市町主催防災訓練
    金沢市をはじめ9市町の防災訓練に各支部単位で参加し、LPガス機器の展示、ガス発電機の展示、炊き出し訓練へのLPガス供給など「災害に強いLPガス」をアピールした。

成果

  • 1.
  • ゆるやかな見守り活動事業
    今年度は、4,296世帯の高齢者宅を訪問し、お客様からは高い評価を得ている。高齢者からは「ガス漏れ警報器、ガス栓カバーをつけてもらって安心」、「コンロや換気扇の点検をしてもらったので安全に使える」などガス器具に関するコメントも寄せられている。
  • 2.
  • 地域婦人団体防災・保安講習会
    婦人団体協議会が主催する防災学習会において、ガス屋さんの防災対策をテーマとし、LPガス機器の安全性や災害時におけるLPガスの有効性について講演した。
  • 3.
  • 県及び市町主催防災訓練
    ①県防災訓練
    約8千人が参加した石川県防災総合訓練では、中核充てん所からのLPガス供給訓練、炊き出し訓練、ガス発電機による避難所での冷水の提供やスマートホンの充電など、災害に強いLPガスをアピールした。
    ②市町主催防災訓練
    LPガス発電機の展示や炊出し訓練、ガス栓カバーの普及促進などを行い、災害時におけるLPガスの特性や事故防止などについて啓発した。

(一社)静岡県LPガス協会

団体名

(一社)静岡県LPガス協会

業務の名称

地域で育む保安と目指せ”CO中毒事故ゼロ”活動事業

実施期間

2019年5月17日~2019年12月1日

業務の目的

小学生から高齢者までの地域の一般消費者に対して、LPガスの知識や保安・防災に対する意識の向上と”CO中毒事故防止”を推進して“CO中毒事故ゼロ”を目指す。

実施概要 成果

【保安防災出前教室】

  • 5月:静岡市内の生涯学習交流館の会合時において、各地区の館長約30名に対して、LPガスの知識や安全な使い方とカセットコンロの使用上の注意点についてパンフレットを基に周知し、LPガスの利便性についてアピールすると共に保安意識の向上を図った。館長からは地域の保安防災のためにも、今後の生涯学習参加者へ実施してほしいとの要望も頂いた。

  • 6月:富士宮市内の幼稚園との共催で「親子カレーづくり体験教室」を実施。園児親子とPTA役員・教職員の計140名が参加。LPガスを使ってのカレー作りやLPガス発電機を扇風機に接続して動かす体験で、幼児でも分かり易く燃料について学ぶことができた。また、父兄・教員に対して「家庭用LPガス保安ガイド」を配布し、日頃から注意すべき点などを周知することができた。
  • 9月:今回で5回目となる磐田市内の中学校で、1年生105名を対象に「保安防災出前教室」を開催した。担当講師によるLPガスの基礎知識・特性・注意喚起等の講話と、実験装置を使ってCO中毒事故防止のための注意点や災害時のマイコンメーターの復帰方法などを学習した。開催地域はLPガス使用家庭が多いため、身近なLPガスについての関心も高く、教師からは「防災保安の知識は必要であり、いつ起こるかわからない災害に、良い取組となるので今後も続けて行きたい。」と感想を頂いた。 
  • 10月:浜松市内の小学校PTAが主催する「防災宿泊体験」で、親子140名程が参加。小学校の体育館を避難所として、防災意識の向上を目的とした宿泊体験を行った。各ブースでは、災害時に必要な消防局による避難体験やAED講習等の体験と、当協会では、担当講師によるLPガスの特性・換気方法・カセットボンベの注意点等の講話や、親子でマイコンメーターの復帰方法を感震遮断装置を使って体験したり、ヒューズガス栓の構造を理解するための作動実験装置を用いて体験をした。参加者は、初めて触れるマイコンメーターやヒューズガス栓に、最初は戸惑っていたが、親子で楽しみながら学べた。保安ガイドを配付したので、家庭でも再度確認をしてみる、と意識の向上にも繋がった。PTA会長からは当協会に対して「防災意識の向上にとって、有意義な取り組みであり、毎年継続してもらいたい。」とのお言葉も頂き、地域貢献に役立った。また、同月には台風19号が静岡県に上陸し特別警報が発令されたこともあり、災害を身近に感じ防災に対する意識や関心も全体的に高かった。 

【地域防災訓練】
静岡市葵区・駿河区の各2地域の防災訓練に参加。総勢約千名の地元住民が参加した。当協会本部と、協会の静岡地区会は炊出し訓練で、数百食の味噌汁等をLPガス炊出しステーションを使って提供した。また、LPガス発電機や災害時での避難所対策と災害に強いLPガスがPRされたパネルの展示と、チラシ「地震時対応LPガス保安ガイド」等やノベルティの配布も併せて行い、地元住民へのPR活動と周知を行った。子供から高齢者まで幅広い世代の参加住民に対して、LPガスの復旧の早さや、炊出し時には有用性が高いことを実感してもらうことができた。

【静岡県総合防災訓練】
静岡県東部の2地区において、協会の2つの地区会が参画した。災害対策バルクや炊出しセット、災害・防災パネル等の展示と啓発チラシ・ノベルティの配布を行った。現地には県知事や県の防災担当者も視察に来られ、災害に強いLPガスの理解を得らえた。

一般社団法人滋賀県LPガス協会

団体名

一般社団法人滋賀県LPガス協会

業務の名称

LPガス保安出前教室

実施期間

2019年6月20日~2019年11月13日

業務の目的

  • ハイゼックス(災害救助用炊飯袋)にて実際に炊き出しをしたり、低圧発電機を使用し安全な使用方法を伝え、LPガスの特性を講義する
  • ガスコンロを用いて小学生を対象としたLPガスの使用例体験学習
  • 火おこし体験を通じ火の取扱について体験学習

実施日
実施場所
対象者

  • 6月20日 夕焼け教室3~4年生ハイゼックス体験38名
  • 7月27日 日野町地婦連防災学習会30名
  • 9月 8日 東近江市防災訓練時ハイゼックス体験100名
  • 10月20日 まちなかフェスタ長浜2019ハイゼックス体験160名
  • 10月30日 貴生川小学校 火おこし体験36名
  • 11月 3日 二五八祭 家事体験 小学生36名、保護者50名
  • 11月13日 保育園焼き芋体験 園児25名、保育士6名

実施概要
成果

  • ハイゼックス体験(災害救助用炊飯袋)にて炊出し体験
    透明の90㏄のカップを2つ用意し、ひとつはお米を入れ、ひとつは水を入れ、ハイゼックスの袋に投入。空気を抜きながら袋を輪ゴムでしばる。それを沸騰したお湯の中に入れ、ふたをして30分炊き完成する。お米そのままの味とケチャップや塩・白だし等の味付けにも挑戦。袋には名前を書くことができるので、自分の作ったものを実食することができた。また、袋の中の水は飲料水を使用するが、鍋の中は、プールの水や川の水を利用することが可能である。
    LPガスを使用しお湯を沸かし、自分たちが作ったハイゼックスをお鍋の中に入れることにより、LPガスに触れていただけたように感じた。LPガス容器とコンロを目前で使用することにより、先生や子供達が、使用方法や安全機能についてしっかり認識していただけた様子だった。また、永久保存版のようなカラーのパンフレットを渡す事で、ハイゼックスの作り方がわかりやすく、先生や地域の方々の大人の方にも喜んで頂けたようだった。
  • 火おこし体験
    小学生3・4年生を対象に二人で行うひもきり式火おこしを体験。学校関係者とともに全員がひもきり式で火種を作り、麻綿に着火できることができた。
    火おこし体験を通じて、火というものの必要性を再認識していただけた。小学生が古代の火おこしや現代のマッチ等での点火を学習することで、災害時には、積極的に活動する考えをもってもらえたのではないだろうか。
  • 最新LPガスビルトインコンロを屋外テント内に用いて料理を体験
    小学生を対象にハンバーグをガスコンロのグリル機能を使って作る体験。
    完成する間にウインナー調理体験(たこさんウインナー等)を実施。
    調理体験を小学生にしてもらうことで、LPガスならではのPRをできたことと、保護者の方々にガスコンロの機能説明や地震時の対応機能を伝えることができ、保護者の方々も「こんな使い方もあったのか」関心いただけた。
  • 保育園焼き芋体験
    保育園児が掘ってきたサツマイモをLPガス石焼き芋の機械にて焼き芋体験。石を熱くする過程や石の上にサツマイモを置くところや焼けてきたときに芋をころがすところを見学。
    身近なところにもLPガスがあることを園児や保育士の方々・保護者の方々に伝えることができたので、新たにガスのファンになっていただけたのではないかと感じる。火というものとガスの必要性を再認識していただけたと思う。

一般社団法人兵庫県LPガス協会

団体名

一般社団法人兵庫県LPガス協会

業務の名称

令和元年度 LPガスシルバーサポート事業

実施期間

令和元年9月1日~11月15日

業務の目的

兵庫県下の販売事業者が敬老の日を中心に65歳以上のひとり暮らしの老人宅、70歳以上の高齢者宅、及び体の不自由なお客様宅を訪問し、LPガス器具等の安全点検によるLPガス事故の未然防止はもとより、健康面や生活に関する様々な障害を取り除くことを手助けし、業界のイメージアップと社会福祉の増進を図る事を目的とする。

実施概要・
成果

実施販売事業者数:261業者
訪問独居老人宅及び高齢者宅等世帯数:12,130世帯

(実施概要)

  • 不安の解消のための「安心一声運動」:お客様との接点強化を重点に置き、LPガスについて何か不安や困っていることはないか尋ね、相談があった場合には親切・丁寧に対応することによってお客様との信頼関係を深め、接点強化に努めた。
  • LPガスを安全に利用して頂くための「燃焼機器使用に関する周知・説明」:10年を経過した燃焼器具の点検・取替えを勧めるパンフレットを用い、お客様に燃焼機器の取替えの目安を周知することによって、特に経年劣化によるCO中毒事故やお客様の燃焼機器管理によるガス漏れ等の事故を未然に防止することを目的に実施した。
  • 安心して利用して頂くための「安全点検」:こんろ、炊飯器、湯沸器、給湯器を中心としたガス機器に関して掃除、空気調整、点火テスト、ガス漏れ点検、CO中毒事故防止の無料点検等をお客様立会いの下で実施し、消費機器の維持管理、修理・改善を行い、経年劣化の見られるガス機器については可能な限り新しいものに交換した。
  • その他「お客様の要望対応」(サービスの提供):「LPガス以外に何か困ったことはありませんか?」と尋ね、お客様と同じ目線で話をていねいに聞き、ガス以外の相談(主に生活と健康)にも個別に対応することによってお客様の信頼を得て、LPガス販売店のイメージアップに努めた。また、他工事事故防止対策として、リフォーム工事の際にはガス販売店に連絡するように周知した。

作業終了後には「これで安全です。安心してLPガスをご使用下さい。」と伝え、粗品のタオルを手渡した。

(一社)和歌山県LPガス協会

団体名

(一社)和歌山県LPガス協会

業務の名称

2019年度 高齢者保安対策推進事業

実施期間

2019年8月1日~2020年1月31日

業務の目的

  • 高齢者の見守り
    高齢者のみで生活する家庭のLPガス器具等の安全点検を実施と日常業務において高齢者の見守り活動を行う。
  • 子どもの見守り
    地域の事業者として子どもの見守り活動を実施。
  • 古いボンベの撲滅
    「古いボンベ撲滅キャンペーン」として、使わなくなった容器や空き家に設置されている容器を回収する。

実施概要

  • 高齢者の見守り
    概ね70歳以上の高齢者のみで生活する家庭を訪問し、LPガス器具等の安全点検の実施。その他困りこと等の相談対応を実施し、粗品として防災グッズを手渡す。また、日常業務において高齢者の見守り活動を行っていることを周知するため、配送車の側面にマグネット式シールを貼付し、PRする。
  • 子どもの見守り
    「子どもの見守り」「高齢者の見守り」を実施する「きしゅう君のくるま」マグネット式シールを配送車の側面に張り、地域の事業者として見守り活動を実施する。
  • 古いボンベの撲滅
    「古いボンベの撲滅キャンペーン」として、質量販売で購入した使わなくなった容器や空き家に設置されている容器を回収し、処分をする。なお、自社以外の容器処分代金は協会が負担する。

成果

  • 高齢者の見守り
    20会員が参加。高齢者のみで生活している家庭1,444戸を訪問した。
    チラシ表面の「安心替え」を説明し、古い又は調子の悪いお客様に買替え提案を行った結果、消費税率のUPとも都合もあり、コンロ9台、湯沸器2台の販売に成功した。また、こんろに乾電池が使われていることを知らない消費者も多く、「火かつかない」、「最近点火しにくくなった」などの相談で乾電池を取り替えると直った。
    LPガス販売店とすれば、お客様に安心・安全にLPガスを使って頂けることが最大の喜びであり、消費者のとってみれば、身近な困りごとを相談できる事業者として感じられることでこの事業を実施した甲斐があったと思う。
  • 子どもの見守り
    375会員事業所に「きしゅう君のくるま」のマグネット式シールを各2枚配布し、配送車の左右側面に1枚ずつ取り付け、「こども・高齢者110番」であることをPRした。 
  • 古いボンベの撲滅
    「安心替え」チラシの裏面に「古いLPガス容器ご自宅にありませんか?」を印刷し、以前購入して、今は使わなくなった質量販売の小容器や空き家に放置されている容器を回収した。
    2Kg容器10本、5Kg容器5本、8Kg容器1本、10Kg容器16本、20Kg容器2本の計34本回収することができた。

一般社団法人鳥取県LPガス協会

団体名

一般社団法人鳥取県LPガス協会

業務の名称

お客様保安指導事業

実施期間

令和元年7月1日~令和2年1月20日

事業の目的

一般消費者等を対象にしたイベントでLPガスの保安啓発を個々に対面し周知を行う。

実施概要

【火育・保安教室の開催】 2会場 延べ2,020名

  • 11/17 防災フェスタ会場で保安のPRと火育教室の開催
    【内容】 県主催の住民参加型の総合防災訓練に参加し、当協会保安部員と青年部員が中心となりSiセンサーコンロで揚げた唐揚げの無料配布、保安クイズ、当事業で作成したパンフレットによる保安啓発等を実施した。併せて子どもを対象とした火起こしコーナーを設け火育教室を開催。来協者にはノベルティグッズのタオルを配布した。また、ブースの一角には「災害に強いLPガス」コーナーを設け、デリバリーステーション・LPG発電機・投光器・東日本大震災の支援パネルの展示を行い行政にもPRを行いました。会場全体の中でも人気のコーナーとなり大行列が出来るなど、当初予想していた来場者を上回り2,000名の来場者にPRすることが出来ました。
  • 12/17 小学校出前火育教室の開催
    【内容】 当協会青年部員が中心となり岩美西小学校(岩美郡)5年生17名を対象に出前火育教室を開催した。DVDで炎の歴史など学習した後クイズ形式でLPガスの特徴を学習した。また火起こしキットを使っての火起こし体験を実施し、ガスの特性と炎の文化の大切さ、火を扱う知識を伝えた。

【各地域への出前保安講習会の開催】 6会場 延べ280名

【内容】9/10鳥取市総合防災訓練100名、9/20米子南高校調理科生徒40名、10/12高城地区公民館30名、10/18日置地区公民館20名、10/18浦安地区公民館40名、12/17倉吉北高校調理科生徒先生50名
6会場に出向きパンフレット等による保安講習会を実施した。

【街頭PR事業】 4会場 延べ1,200名

【内容】10月10日LPガスの日に絡め、協会役員が中心となり街頭にて保安パンフレット・ノベルティグッズを配布し広く周知を行った。

【高齢者世帯への特別点検事業】 実施数 2,085軒

【内容】9月~12月末にかけ県下一斉に、各販売店が自社の高齢者世帯を回り消費設備の点検並びに声掛け運動を行った。点検時LPガスの安全な使用方法と、高齢者用に大きな文字で作成した災害時対応のパンフレット等を配布し周知を行った。

成果

各種事業の中でLPガスの安全な使用方法並びに災害時の対応等を、パンフレット並びにグッズ等により一般消費者に直接対面にて周知を行う事が出来た。また日々疑問に思っておられる事についても回答する事が出来た。

特に今年度は、2校の高等学校調理科の生徒を対象とした講習会が実施でき若い世代にもLPガスへの関心と安全な使用方法についてPRすることが出来成果が感じられた。

一般社団法人岡山県LPガス協会

団体名

一般社団法人岡山県LPガス協会

業務の名称

高齢者保安対策キャンペーン

実施期間

令和元年9月1日~12月31日

業務の目的

<目的>
少子高齢化・核家族化社会の現在、高齢者世帯の割合が増えている。加えて「オール電化=安全」のイメージから、オール電化住宅に変わる世帯が増加しつつある。電気が安全というイメージは、高齢者であるお客さま本人よりも高齢者の子供たちが、「電気=安全」、「火=危険」という考えが強くオール電化に移行しているという傾向となっている。こうしたことから今年度もLPガス販売店が高齢者宅を訪問し、進化したガス機器の紹介や正しいガス機器の使い方を説明するとともに高齢者からいろいろ話を聞くことにより、うっかりミスの防止に繋げ、安心感を醸成し、保安の確保を図る。
その他自然災害等に対する注意点についての保安啓発を行う。
これらの事業を「高齢者保安対策キャンペーン」として実施する。

実施概要

<実施概要>
本事業の対象者は高齢者(原則70歳以上)世帯とし、選定方法は、訪問活動を行う販売事業者が、自社の消費者の中から該当者を選定した。
販売事業者は、対象となる高齢者世帯へ訪問し、高齢者本人だけでなく同居の家族やヘルパーの方にも一緒にガス器具の正しい使い方や災害時に必要な行動について直接説明を行い保安啓発を行った。
また、高齢者が感じている不満な点等を聞き取ることにより、高齢者の不安を取り除くとともにコミュニケーションの強化を図った。
ツールとしては、高齢者用パンフレットを作成した。このパンフレットは高齢者が見ても分かりやすいように文字を出来るだけ大きくしたり、イラスト・写真を活用した。また平成30年に発生した豪雨災害では多くの高齢者が避難できずに犠牲となったことから、岡山市消防局及び高齢者福祉課の指導をもとに災害発生時における水害・土砂災害の防災情報の解説を掲載した。

成果

<成果>
今年は88のLPガス販売事業所が参加し、5,756世帯に対し実施した。 成果としては、当初の目的どおり高齢者に対し、きめ細かい保安啓発を行うことができたほか、高齢者とのコミュニケーションの強化を図ることができ、困ったときには気軽にLPガス販売事業者に相談できる土壌作りを行うことができた。
波及効果として中国液化石油ガス保安連絡協議会の関係団体では、当協会が作成したパンフレットをもとに高齢者用パンフレットを作成した。

(一社)香川県LPガス協会

団体名

(一社)香川県LPガス協会

業務の名称

消費者等への保安講習会・災害時炊き出し訓練等の実施。

実施期間

2019年6月1日~2月20日

業務の目的

婦人団体、消費者団体、消費生活センター等の依頼による防災学習会の講師を派遣してガスの特性、注意事項、災害時の対応、安全使用等について周知を行うことにより事故防止に努める。また、高齢者を含む消費者に対して災害時対応及び安全使用等についてのリーフレットを作成配布するとともに安全なガス器具等を説明し、事故の未然防止に努める。その他、支部会員及び中核充填所等災害時を想定したLPガス供給設営訓練により炊き出し用大釜を設営し、それを活用して学校、婦人団体、地域防災組織に協力し、炊き出し訓練等を実施し、LPガスの扱いに慣れてもらうことを目的として実施した。

実施概要

香川県内支部6カ所に炊き出しステーション及び中核充填所6カ所に大釡、大型炊飯器を配備しています。その器具を使用して災害時において避難所と成り得る学校等において、香川県婦人団体及び地域防災組織等と協力して炊き出し訓練等を実施することにより、LPガスの扱いに慣れてもらい災害時に避難所において円滑に炊き出しを行なえる方を養成することを目的として実施した。また、炊き出しに参加された方に安全委員会補助金により作成したエコバックを進呈した。その他、婦人団体、消費者団体等の依頼による防災学習会等に講師を派遣して高齢者を含む一般消費者に対してLPガスの安全使用等について安全委員会補助金で作成したリーフレットを活用して、ガスの特性、注意事項、災害時の対応、CO中毒事故防止、安全使用等について周知を行う。消防学校において消防職員に対する「特殊災害科」「火災調査科」等の講師を派遣して、LPガスの特性、消火方法、注意事項等について説明周知を行う。災害時の対策のため今年度は小豆島にホースエンド付単段式調整器40個、ゴムホース150m、ホースバンド等を配備し、避難所への供給に備えた。

成果

消防職員専科講習「火災調査科」「特殊災害科」の講習を実施しなかったことから今年度は依頼が無かった。炊き出し訓練等については、令和元年9月21日 『ファミリー防災フェスティバル』(サンポート高松  高松市サンポート2-1・参加者900名)において炊き出し訓練を実施するとともにLPガス発電機、マイコンメーター、炊き出しステーション、張力式ガス放出防止型高圧ホース等を展示し、フェスティバル参加者に安全委員会補助金を活用して作製した。
「地震の備えと避難所等でLPガスをお使いになるための知識」のリーフレットを活用して、地震の備え、地震発生後の対応、LPガスの特性、炊出用器具の使用方法、マイコンメーターの復帰方法、LPガスの災害対策等について説明を行った。
その他、令和元年11月10日 『令和元年度坂出市防災訓練』(坂出小学校 坂出市白金町1丁目3番7号坂出市健康福祉部 福祉課管理係より依頼 参加者450名)及び令和元年12月1日「令和元年度林田南地区震災対策避難防災訓練」(林田小学校運動場 坂出市林田町 参加者300名)においては炊き出し訓練を実施するとともに安全委員会補助金で作成した、「LPガスってなあに」「災害に備える」「災害が起こったら」を活用して災害時における事前、事後、避難所でのLPガスの対応等についてのリーフレットを配布するとともに説明した。災害時に指定避難所となる施設において炊き出し訓練を実施することで、自治会、婦人団体等へのLPガス、炊き出し器具の安全引渡しと立会いを行い。食材費、カップ、箸等を負担した。

一般社団法人長崎県LPガス協会

団体名

一般社団法人長崎県LPガス協会

業務の名称

①防災訓練 ②火育活動 ③独居老人宅保安点検活動

実施期間

平成31年5月~令和2年2月

業務の目的

①災害時におけるLPガスの優位性の周知
②火の文化を次世代へ継承、災害時の調理方法の体験
③独居老人の見守り、LPガス事故の未然防止・保安の確保

実施概要

①災害でライフラインが寸断された状態でも、LPガスならば迅速に簡易避難所を設置することができることを周知する。何も無い状態からでも家屋の軒先在庫をし、ワンタッチタープ内にLPガス機器(給湯器、発電機、暖房機器、コンロなど)を設置。風呂、食事、暖房、電気等を迅速に確保することができることを実演する。

・令和元年5月16日 長崎市総合防災訓練 対象人数:1,000人

・令和元年6月30日 平戸市総合防災訓練 対象人数:1,000人

・令和元年9月1日 佐世保市総合防災訓練 対象人数:1,000人

・令和元年9月20日 第八地域中核充填所実地訓練 対象人数:100人

②火おこし体験を通じて、火の大切さや取り扱い方を学んでいただく。日本赤十字社に寄贈した炊き出し釜を用いて、炊飯袋(ハイゼックス)で水以外での炊飯やだし巻き卵などの調理方法を紹介し、最後に試食してどのような味になるか確認する。水の確保が難しい災害時にもビニール袋等で調理することができること、分散型エネルギーのLPガス優位性を認識していただく。

・令和元年9月13日 長崎市立三重小学校 対象人数:100人

・令和元年11月26日 佐世保市立日宇小学校 対象人数:150人

③独居老人宅を訪問し、声かけすることによる安心感の提供及び異変があればいち早く見つける。併せて機器の保安点検や清掃を行い、LPガス事故の未然防止・保安の確保を行う。このような活動によりLPガス業界のイメージアップを図る。

・令和元年11月8日島原市(7地区) 対象人数:37世帯

成果

  • 行政単位の防災訓練に参加し、災害時を想定した仮設の避難所を迅速に設置することができることを実演した。給湯や暖房のほか、LPガス発電機を用いて、電気を確保するなどLPガス発電機の認知度向上を図ることができた。また、日本赤十字社長崎県支部に寄贈した炊き出し釜を用いて炊飯袋(ハイゼックス)で災害時の調理法を実演し、災害時の食の在り方を説明した。パネルでも災害時におけるLPガスの役割について解説した。
  • 小学生やその保護者を対象に火おこし体験を行った。楽しみながら火に親しみ、火の大切さを伝えることができた。また、日本赤十字社長崎県支部に寄贈した炊き出し釜を用いて炊飯袋(ハイゼックス)で災害時の炊飯方法や炊飯以外の調理方法を実演し、災害時の食の在り方を説明した。参加者からは日頃できない貴重な体験をすることができ、災害に対する備えなど考える良い機会だったとの声が多かった。
  • 島原市内の独居老人宅を各地区の民生児童委員と共に訪問し、ガス器具の点検や修理などを行った。

全国地域婦人団体連絡協議会

団体名

全国地域婦人団体連絡協議会

業務の名称

災害時のLPガスの役割・保安に関する学習と地域安全・消費者啓発に関する連携づくり

実施期間

2019年6月5日~2020年1月17日

業務の目的

・昨年の胆振東部地震、西日本豪雨災害など広範囲にわたって頻発する自然災害で日頃の備えの大切さを再認識、それに伴いLPガスの災害時の役割が期待されている。いざという時に支援活動をスムーズに行えるようLPガス事業者の役割と保安活動について、地域防災を担う立場から学習する。

・災害を具体的に予想しながら、地域で実質的な準備を進めるため学習する。特に女性団体として、女性の視点での防災用品の選定や、準備を想定する。

・この機会にLPガス機器の安全対策や長期使用の点検の必要性などについても学ぶ機会とする。

実施概要
・成果

<実施概要>
・全地婦連が主体となって作成した学習・啓発パンフレット『あたらしい時代の地域防災と婦人会・女性会の活動&LPガスの災害時の役割を考える』を活用して、地域防災活動に関する学習会を開催。LPガス安全委員会と連携しながら、各都道府県エルピーガス協会、自治体防災政策担当者、日本ガス石油機器工業会等の参加を得て、全国各地で学習会を実施。

・婦人会会員はもとより、地域での学習会開催に際しては、一般消費者や自治会ならびに社会福祉協議会、LPガス事業者をはじめ地域の事業者を含む、地域安全・消費者啓発の連携づくりを目指した。

*実施個所・参加者数

実施団体:46団体  参加者:5,256人

・学習会の規模は50人から200人超で、その規模に応じて学習会がなされた。小規模である初山別では、防災の取組を防災士から、ガス機器の安心安全な使い方をガス石油機器工業会から学び、最後に「総合防火避難訓練」を行い実践につなげる機会となった。

・中規模である広島では、前年おこった福岡県の水害から復興について学び、LPガス協会からは、LPガスを利用した発電機や炊き出しなどすぐに役立つバルク設備についても学んだ。

・大規模会場である宮崎では、座学中心でガス機器の安全な使用方法や使用期限について学び、講和の途中で避難訓練も実施したが、迅速に避難が実行できた。電気がなくてもLPガスなら給湯設備が使えることなどを学んだ。

令和元年度 全地婦連・防災学習会 実施地域一覧

No. 県名 実施団体名 参加人数 時期 場所
1 北海道 むかわ町女性連絡協議会 51 11月30日(土) 穂別旧仁和小学校体育館
2 初山別村女性団体等連絡協議会 112 10月5日(土) 初山別村自然交流センター
3 青森県 青森県地域婦人団体連合会 150 6月24日(月) アピオあおもり
4 秋田県 仙北市地域婦人連絡協議会 67 7月18日(木) 仙北市就業改善センター
5 天王婦人会天王本郷支部 61 10月3日(木) 天王ことぶき荘
6 西仙北地域婦人団体連絡協議会 180 7月26日(金)
8月23日(金)
大仙市高齢者ふれあいセンター
7 能代市連合婦人会二ツ井支部 100 11月17日(日) 能代市役所 二ツ井伝承ホール
8 新潟県 内野フレンド会 50 9月28日(土) 西コミュニティーセンター
9 加茂市連合婦人会 46 10月10日(木) 加茂市公民館
10 上越市連合婦人会 32 9月25日(水) 上越市民プラザ
11 新潟県婦人連盟 200 11月10日(日) 県立生涯学習推進センター
12 栃木県 那須烏山市婦人会 50 10月23日(水) 那須烏山市保健福祉センター 和室
13 群馬県 群馬県地域婦人団体連合会 115 6月5日(水) 群馬県生涯学習センター
14 埼玉県 秩父地域婦人会連合会 43 9月19日(木) 秩父市荒川農村環境改善センター
15 東京都 東京都地域婦人団体連盟 40 12月20日(金) 全国婦人会館 2階会議室
16 静岡県 NPO法人コラボりん湖西 26 10月21日(月) 湖西市新居地域センター
17 伊東市女性連盟 47 1月16日(水) 伊東市役所展望ギャラリー
18 子どもの健康と環境を考える会 52 8月14日(水) 磐田市消防本部豊田分遣所
19 富山県 入善町連合婦人会 100 11月23日(土) 入善町消防防災センター
20 石川県 金沢市校下婦人会連絡協議会 79 1月17日(木) 石川県女性センター
21 七尾市女性団体協議会 100 10月20日(日) 七尾市総合体育館
22 石川県婦人団体協議会 50 9月25日(水) 石川県女性センター
23 福井県 福井市連合婦人会 82 6月22日(土) 福井県生活学習館
24 滋賀県 瀬田東学区地域女性の会 51 11月7日(木) 瀬田東市民センター
25 日野町地域女性団体連合会 49 7月27日(土) 日野町西大路公民館
26 岡山県 高梁市婦人協議会 64 9月2日(月) 高梁総合福祉センター
27 広島県 広島県地域女性団体連絡協議会 131 11月30日(土) たけはら美術館文化創造ホール
28 山口県 山口市連合婦人会 59 7月30日(火) 山口県連合婦人会
29 下松市連合婦人会 81 10月7日(月) ほしらんどくだまつ
サルビアホールA
30 徳島県 阿波市婦人団体連合会 165 8月5日(月) 阿波市大俣公民館
31 香川県 高松市婦人団体連絡協議会 1100 9月21日(土) サンポート高松
32 佐賀県 佐賀県地域婦人連絡協議会 130 10月30日(水) 佐賀県婦人会館
33 長崎県 雲仙市婦人会連絡協議会 69 7月23日(火) 雲仙市千々石公民館
34 熊本県 熊本県地域婦人会連絡協議会 50 6月29日(土) 国立阿蘇青少年交流の家
35 上天草市地域婦人会連絡協議会 200 9月28日(土) 熊本県立天草青少年の家
36 八代市地域婦人会連絡協議会 72 8月20日(火) 八代市公民館
37 阿蘇市地域婦人会 70 6月14日(金) 赤水公民館
38 大分県 国東市地域婦人団体連合会 60 10月19日(土) JA国東支店
39 杵築市地域婦人団体連絡協議会 48 9月25日(水) 杵築市山香町農村環境改善センター
40 宮崎県 宮崎県地域婦人連絡協議会 440 12月4日(水) 西都市民会館
41 鹿児島県 徳之島町地域女性団体連絡協議会 120 7月25日(木) 徳之島町生涯学習センター
42 鹿児島県地域女性団体連絡協議会 208 9月8日(日) 鹿児島県婦人会館
43 松山町地域女性連絡協議会 30 12月10日(火) 松山町秦野地区公民館
44 吹上地域女性連絡協議会 48 11月19日(火) 永吉地区公民館
45 鹿児島市地域女性連絡協議会 116 9月4日(水) 鹿児島市教育総合センター青年館
46 沖縄県 沖縄県婦人連合連合会県北の方 62 12月5日(木) 沖縄県婦人連合会館2階会議室
5,256

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