HOME > LPガス安全委員会について > 保安活動支援事業 > 平成24年度LPガス安全委員会保安活動支援事業
一般社団法人北海道LPガス協会
団体名 |
一般社団法人北海道LPガス協会 |
業務の名称 |
「雪害チラシ」及び「雪害事故事例集」の制作・配布 |
実施期間 |
平成24年5月~平成25年2月 |
事業の目的 実施概要 成果 |
【業務の目的】
平成23年度(平成24年1月~3月)の冬期間において、一部地域の豪雪による雪害事故が多発した。これを踏まえ、本年度は雪害事故の未然防止を図るため、販売事業所向け・一般消費者向けとしてそれぞれ保安啓発用の雪害事故事例集や注意喚起のチラシを作成・配布する。
【実施概要】
- (1)
- 「雪害事故事例集」~実際の雪害事故現場写真をもとに具体的事例を掲載した写真(事例)集を作成し、当協会道内13支部の保安講習会時の保安教育の一環として、販売事業所受講者に配布する。
また、関係官庁や関係団体等への配布も行い、雪害事故による理解を一層深めてもらうこととした。
- (2)
- 「雪害防止チラシ」~昨年度において積雪量の多い地域を中心に、降雪時期を迎える前に消費者戸数による按分によって各支部へ送付し、販売事業所から消費者宅へ配布するとともに注意喚起を促す。
【成果】
- (1)
- 「雪害事故事例集」~道内13支部17回(H24/12月末実績)の保安講習会に販売事業所受講者に配布した。この視覚的効果の高い保安教材によって、雪害事故に対する知識・情報を得て、より理解を深めることができる。さらに消費者宅周辺での現状把握による的確な判断など、販売事業者自身の保安管理の意識の高揚を図ることができた。
- (2)
- 「雪害防止チラシ」~昨年度の豪雪による雪害事故の教訓と、さらに例年より早い段階での降雪量の多さから、早々に消費者宅へ雪害事故防止チラシの配布をしていた。
しかし、一度のポスティングだけでは十分とはいえないため、機会があるごとに戸別訪問等や容器・配管廻りの状況確認など、事故防止のためチラシを介して消費者自身に対しても安全管理をお願いするよう呼びかけをしている。
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社団法人青森県エルピーガス協会
団体名 |
社団法人青森県エルピーガス協会 |
業務の名称 |
①LPガス消費者保安講習会、②学童保安教室、③LPガス展 |
実施期間 |
平成24年5月~平成25年2月 |
事業の目的 実施概要 成果 |
一般消費者(子供を含む)に対し、最新のLPガス機器のPRまた、LPガスが安全なエネルギーであることをアピールし、イメージの向上と安全な使用の促進を図る。環境及び省エネ機器の展示、紹介。
- ①
- LPガス消費者保安講習会
-
- ビデオ「ためしてガッテン」、読本「あなたのそばに、LPガス」を活用し、LPガスの設備、燃焼器具の使い方等について説明、その後消費者からの質疑に答えた。〔開催4ヶ所〕
4会場310名の参加者となったが、質疑時間には今回の講習内容、機器関連、価格等の感想或いは疑問点について意見が出され、その場で即座に回答したりした。
- ②
- 学童保安教室
-
- ビデオ及びパンフレットでLPガスが日本に来るまで行程、性質、正しい使い方、子供たちが興味を惹くような機材を見せながらの説明。特にコンロに何度も着火し、炎の状態も紹介。〔開催校3校〕
今年度は3校186名の学童に対し保安教室を開催。子供たちからも大変好評を得た。しかし、最近では学校の行事も増えてきていること、また、防犯上の関係から、開催してくれる学校も少なくなってきている。
- ③
- LPガス展
-
- 地域別スーパー来場者に対する最新新機器類の展示、紹介及び意識調査の実施。
今年は震災の関係から被災地である八戸市を中心に「災害に強いLPガス」としてのPRも兼ね、昨年同様二日間にわたりLPガス展示会を開催。 このガス展では販売行為を行わず、あくまでも「見て、触れる」ことを主眼におき、一人でも多くのお客様にLPガスを知っていただくことを目的に開催した。 今回も特に最新機器としてSiセンサーコンロ、省エネとしてエネファーム、エコジョーズ更には災害用バルク、蓄電池、発電機等を展示。特にハイブリット給湯器、新型炊飯器等に興味を示していた。
来場者にはPR用風船2,000個、焼絵工作(子供)300人分、振舞鍋 1,000人分を用意。また、LPガスに対する意識調査として簡単なアンケートを実施した。開催時間は二日間で15時間となりアンケート回答者は1,486名となった。
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一般社団法人茨城県高圧ガス保安協会
団体名 |
一般社団法人茨城県高圧ガス保安協会 |
業務の名称 |
①LPガス消費者講習会、②安全・安心届け隊活動、③親子ふれあい料理教室 |
実施期間 |
平成24年7月~平成24年11月 |
事業の目的 実施概要 成果 |
【事業の目的】
LPガス業界が『厳しいエネルギー間競争に勝ち残り発展する』こと、及び『社会貢献をする』という目標を達成するため。
- ①
- LPガスの優位性(災害に強い等利便性があり、安全なエネルギーであること)を消費者に積極的に訴え、消費者から選択してもらえるようアピールする。
- ②
- 地域社会への貢献活動を通じて業界のイメージアップを図ること。
- ③
- 安全装置のついたガス機器の普及促進に努めることにより事故を無くし、LPガスが安全なエネルギーであることを認識してもらうこと。
【実施概要】
- ①
- 消費者団体や一般消費者等を対象に「講演会」と「LPガス販売事業者代表との意見交換会」及び「LPガス最新機器の展示・実演」と「東日本大震災の写真展示」「グリルの意外な活用術を紹介したビデオの上映等を同時開催した。
- ②
- 安全・安心届け隊活動の一環である「高齢者見守り活動」のためのチラシを作成し、LPガス販売店がガス器具の点検などで高齢者のいるお宅を訪問した際に配付し、お声掛けのきっかけとする。
- ③
- 大災害の際避難所等になり得る小中学校や公民館(県内10ヶ所)において『親子ふれあい料理教室』を開催した。
【成果】
- ①
- PTA会長をしているという参加者から『LPガスの災害型対応バルクを知り、学校に導入すべきだと思った。要望したいので方法を教えてほしい。』というお言葉を頂戴する等、上記目的を達成できた。
- ②
- 地域社会、特に高齢者世帯に安全・安心を届けるとともに、LPガスの安全・安心もお届けできた。
- ③
- LPガス機器の安全な使い方を指導することで、最新のガスコンロ等LPガス機器が安全で快適なエネルギーであることをPRできた。また、会場の公共施設にSiセンサーコンロを贈呈することにより、LPガス事故の未然防止及び社会貢献(自治体の財政難等)、需要拡大、電化対策ができた。
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社団法人埼玉県エルピーガス協会
団体名 |
社団法人埼玉県エルピーガス協会 |
業務の名称 |
LPガスの保安・防災機器等による保安啓蒙活動 |
実施期間 |
平成24年9月~平成25年2月 |
事業の目的 実施概要 成果 |
- ①
- 『防災訓練等での保安啓蒙』
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- 防災訓練等へ参加して、保安・防災機器等の展示による保安啓蒙を行い、お客様に保安防災意識の向上を促すとともに、安全安心・災害にも強いLPガスをアピールした。
また、保安・防災機器等を印刷したクリアファイルを作成して、お客様に説明しながら手渡しして保安啓蒙を行った。(クリアファイルは、持ち手穴付で袋状になっており、安全委員会の保安ガイド等を同封した。切り取ると通常のクリアファイルとしても使用できるので、使い捨てではなく、長期間ご利用頂ける。)
・第33回 九都県市合同防災訓練(埼玉県会場)
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-
日時 |
:平成24年9月2日(日)9:30 |
場所 |
:阿須・岩沢運動公園(飯能市) |
参加者 |
:一般、埼玉県、飯能市、自衛隊、消防、警察、ライフライン関係 など(約14,000名) |
LP訓練 |
:炊き出し訓練、防災フェア |
・平成24年度 高圧ガス防災訓練
-
-
日時 |
:平成24年10月18日(木)12:30 |
場所 |
:石井水処理センター(坂戸市) |
参加者 |
:埼玉県、坂戸市、消防、警察、高圧ガス関係など(約1,000名) |
LP訓練 |
:LPガスカセットボンベ破裂燃焼実験、通報訓練、炊き出し訓練応援隊及びLPガス安全機器等の展示PR、LPG車の展示普及促進PR、LPガス発電機(会場電源) |
・埼玉県地震対策セミナー
-
-
日時 |
:平成25年2月14日(木)13:30 |
場所 |
:埼玉会館(さいたま市浦和区) |
参加者 |
:埼玉県、ライフライン関係、一般 など(約1,200名) |
LP訓練 |
:LPガス保安啓蒙 |
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社団法人静岡県エルピーガス協会
団体名 |
社団法人静岡県エルピーガス協会 |
業務の名称 |
安全・安心な暮らしを奏でる「LPガス基礎講座と保安体験サロン」開設事業 |
実施期間 |
平成24年6月~平成25年2月 |
事業の目的 実施概要 成果 |
【業務の目的】
昨年発生した東日本大震災と原発事故をきっかけに、オール電化攻勢が抑制される等、エネルギー政策や消費者の環境・エネルギーに対する意識が劇的に変化しており、LPガス業界にとってはこの状況を追い風にしていくためにも、事故防止の啓発とLPガスの特性を消費者に啓発していくことが必要である。
また、昨年、静岡県ではLPガス事故が2件発生しており、何れも質量販売に係る事故であった。そのうち1件は質量販売契約者が第三者へ又貸ししたことによる事故であり、質量販売契約者の保安意識を高めることも急務である。
このため、高齢者を対象とした事故防止(ガスコンロの点火ミスやガスの消し忘れなど)の啓発、若い世代をターゲットとした保安PR活動、質量販売を受ける消費者のための注意喚起プレート(当協会が昨年度作成)の徹底、以上、3項目を柱に消費者の保安意識の啓発に努めていく。
【業務の概要】
- (1)
- 地域の「環境・住宅フェア、住宅フェスタ、住まい博」において、「保安体験出前ブース」、「災害に強いLPガスコーナー」を開設
-
- 県内各地域で開催する「静岡県住まい博」(静岡市)、「富士市環境フェア」(富士市)、「住宅フェスティバル(富士市)」「富士宮市環境フェア」(富士宮市)、「浜松住まい博」(浜松市)に、[保安体験出前ブース]、[事故防止啓発コーナー]、[災害に強いLPガスコーナー]を開設した。
[保安体験出前ブース]では、「安全機器(マイコンメーター)の周知用実験装置」を来場者に体験してもらい、生活に密接するLPガスの「安心・安全」を身近に感じていただいた。
[事故防止啓発コーナー]では、消費者に起因する事故防止のためのパンフレットを配布し、元栓の誤開放やコンロの点火ミスなどの注意喚起を行った。
[災害に強いLPガスコーナー]では、東日本大震災で活躍した、LPガス発電機の展示・運転や災害用炊出し釜による炊飯実演を行った。
- (2)
- 質量販売による事故防止の実施
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- 当協会が作成した質量販売用注意喚起プレートを増刷し、販売店に質量販売の際には消費者へ注意喚起プレートを徹底するよう、お願いした。
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社団法人愛知県エルピーガス協会
団体名 |
社団法人愛知県エルピーガス協会 |
業務の名称 |
お客様保安対策事業「お客様LPガス施設見学会」 |
実施期間 |
平成24年12月18日 |
事業の目的 実施概要 成果 |
一般消費者にLPガス機器の製造工程を見学し、LPガス機器の利便性等、機器に関する知識を深め、身近にあるLPガス機器を正しく使用し、安全で快適な暮らしを提供するLPガスを理解してもらうことを目的として「お客様LPガス施設見学会」を実施した。
消費者団体「愛知県生活学校運動推進協議会」から40名に参加していただき、今回は静岡県浜松市にある矢崎エナジーシステム㈱天竜工場で、ガスメーター(マイコンメーター)の製造工程を見学した。
天竜工場の概要について説明を聞いた後、2組に分かれて見学した。大きな工場の中で、トヨタのようなカンバン方式で整然と制作されていく工程に、参加者からは驚きの声が上がった。また、スリッパの裏についたホコリは出入口に貼られたビニールテープで粘着させて落とすなど、チリひとつない清潔な工場で作られていることを実感し、参加者は安心した様子であった。
見学後の質疑応答も活発に行われ、一層の関心が高まったようだった。工場長から、ガスメーターに搭載されている耐震遮断装置や学習機能、さらには遮断時の復帰方法についての説明を聞き、「清潔な工場で作られていて感心した」「安全に安全を重ねた機能がついているとは知らなかった」「これからも安心してLPガスを使っていきたい」との感想が上がった。
このように一般消費者に機器の製造工程等を見ていただくことは、LPガスへの関心を高める効果が非常に大きく、LPガスの保安高度化や最新高効率機器の販売促進にもつながっていると思われる。今後もこのような事業を継続して、消費者への保安啓発並びにLPガス販売事業者の経営基盤強化につなげていきたい。
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一般社団法人兵庫県エルピーガス協会
団体名 |
一般社団法人兵庫県エルピーガス協会 |
業務の名称 |
平成24年度 シルバーサポート事業 |
実施期間 |
平成24年9月~平成24年12月 |
事業の目的 実施概要 成果 |
兵庫県下の販売事業者が敬老の日を中心に65歳以上の独居老人宅、70歳以上の高齢者宅、及び体の不自由なお客様宅を訪問し、LPガス器具等の安全点検によるLPガス事故の未然防止はもとより、健康面や生活に関する様々な障害を取り除くことを手助けし、業界のイメージアップと社会福祉の増進を図る事を目的とする。
実績販売事業者数:464業者
訪問独居同人宅及び高齢者宅等世帯数:20,625世帯
(実施概要)
- ①
- 不安の解消のための「安心一声運動」:「LPガスについて何か不安や不審なことはありませんか?」と尋ね、丁寧に対応した。
- ②
- 安全の提供のための機器等の「安全使用説明」:ガス漏れ警報器のない家庭にその必要性と取り付け促進、及び器具等の安全装置等の説明を実施した。また、本年度はCO中毒事故防止を周知するパンフレットを対象全戸に配布し、CO中毒事故を防ぐには何よりも換気が重要なことを分かりやすく説明することによってCO中毒事故の未然防止に努め、長期使用製品安全点検制度等についても併せて説明を行った。
- ③
- 安心の提供のための「安全点検」:こんろ等の掃除・空気調整・点火テスト、ガス漏れ点検、CO中毒事故防止の点検等をお客様立会いの下で実施した。
- ④
- 先進ガス器具等PR:ガラストップこんろ、給湯器、床暖房、浴室乾燥機等のパンフレットを配布・説明することにより普及促進に努めた。
- ⑤
- その他の「要望対応」(サービスの提供):「LPガス以外に何か困ったことはありませんか?」と尋ね、ガス以外の相談にも対応した。話の内容次第で市や町に要望してあげたり、民生委員に連絡する等の対応を実施した。
作業終了後、「これで安全です。安心してLPガスをご使用下さい。」と伝え、CO中毒事故防止について書かれたチラシ等を同封したタオルを手渡した。
実施結果は、別添「シルバーサポート事業実施報告」(平成24年度)のとおり。
資料1:こんろ関係(PDF/305KB)
資料2:炊飯器関係(PDF/214KB)
資料3:湯沸器関係(PDF/237KB)
資料4:給湯器関係(PDF/261KB)
資料5:ふろがま関係(PDF/207KB)
資料6:その他ガス関係 (PDF/323KB)
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社団法人岡山県エルピーガス協会
団体名 |
社団法人岡山県エルピーガス協会 |
業務の名称 |
平成24年度高齢者保安対策キャンペーン |
実施期間 |
平成24年9月~12月 |
事業の目的 実施概要 成果 |
【業務の目的】
少子高齢化・核家族化社会の現在、高齢者世帯の割合が増えている。加えて「オール電化=安全」のイメージから、オール電化住宅に変わる世帯が増加しつつある。電気が安全というイメージは、高齢者であるお客さま本人よりも高齢者の子供たちが、「電気=安全」、「火=危険」という考えが強くオール電化に移行しているという傾向となっている。こうしたことから今年度もLPガス販売店が高齢者宅を訪問し、進化したガス機器の紹介や正しいガス機器の使い方を説明するとともに高齢者からいろいろ話を聞くことにより、うっかりミスの防止に繋げ、安心感を醸成し、保安の確保を図る。
併せて、東日本大震災の発生以降も全国各地で地震が発生しており、岡山県でも東海・東南海・南海地震の大規模な三連動地震も懸念されている。昨年度の訪問結果等から特に高齢者の方々は、災害時に素早い行動ができるかどうか不安を抱いており、高齢者と一緒になって災害への備えや準備品、避難場所等について対話し、防災意識の向上を図る。
これらの事業を「高齢者保安対策キャンペーン」として実施する。
また、中国地方液化石油ガス消費者懇談会において消費者代表から高齢化社会であり、高齢者へ一層の保安の取り組みを促進するよう意見があった。
当協会では平成16年度から高齢者保安対策事業として位置付け、高齢者宅を個別訪問する取り組みを9年間継続して実施しており、この取り組みは事業者はもとより、高齢のお客さま双方からたいへん好評であることから、平成24年度も引き続き実施し、高齢者の安全を確保するとともにコミュニケーションの強化を図ることを目的とする。
【実施概要】
実施対象者は高齢者(満70歳以上)のいる世帯とし、事業を行う消費者の選定方法は、訪問活動を行う販売事業者が、自社の消費者の中から該当者を選定することとした。
事業の実施方法は、販売事業者が対象とした高齢者世帯へ訪問し、当協会独自に作成した高齢者用の保安パンフレット(通常のものより字が大きく見やすいもの)により高齢者とその家族と一緒にガス器具の正しい使い方等について直接説明を行った。
今年もマイコンメータS等安全機器の紹介やガス漏れがあったときの対応、消費者がついうっかり火を消し忘れてもセンサーが自動的に消火する機能を持つ、Siセンサーコンロについて写真・イラスト入りで紹介し、できるだけ分かりやすい内容とした。
また、東日本大震災の発生以降、大規模な地震が全国各地で発生しており、岡山県でも東海・東南海・南海地震の三連動地震も懸念されている。昨年度の訪問結果等から特に高齢者の方々は、災害に対して素早い行動ができるかどうか不安を抱いており、高齢者と一緒になって災害への備えや準備品、避難場所等について対話を通じて防災意識の向上を図るためのページを追加した。
併せて日常生活でも高齢者が感じている不満な点等を聞き取ることにより、今後の保安に活かすこととした。
協会で高齢者用保安啓発用パンフレット及び訪問時に併せて粗品(LED懐中電灯)も作成した。
【成果】
今年は120社のLPガス販売事業所が参加し、6,050世帯に対し実施した。
成果としては、当初の目的どおり高齢者に対し、きめ細かい保安啓発を行うことができたほか、高齢者とのコミュニケーションを強くすることができ、困ったときには気軽にLPガス販売事業者に相談できる土壌作りを行うことができた。
また、本事業に参加したLPガス販売事業者から実施後の所感を聞き、次のとおりとりまとめた。
- ・
- 今回、改めて保安啓発することで再度安全に対する意識付けやガス使用上の注意に対する意識付けの良い機会になった。
- ・
- LPガス業界によるこうした訪問啓発に対してお客様は、好意的であり、「ありがたい」との声をいただいた。
- ・
- ガスか電気かエネルギーの選択権は、高齢者本人にはなく、周りの家族の意見に左右される場合が多く見られることから安全面についての啓発は広く行う必要があると感じた。
- ・
- 今回訪問するとコンロについてはSiセンサー化がかなり浸透してきており、安全になったことを認識しておられるが、「コンロの操作ボタン周辺の字が見えにくい」、「操作手順があっているかどうか不安だ」という声もあったため、取扱説明書の図・フローチャートを一緒に見ながら説明した。
- ・
- 風呂釜を使用されている方から「途中失火する」、「上手く点火しない」という声を時々聞いたことから、販売店の従業員がゆっくりとレバー操作の手本を見せ、引き続きお客様に行っていただきコツを説明した。お客様からは一緒にやっていただき安心できたとの声をいただいた。
- ・
- 訪問の際にコンロの調子を見せていただくとたいへん喜んでいただいた。
- ・
- 未使用ガス栓の誤開放事故防止のため閉栓カバーを取り付けた。;
- ・
- 自身が高齢であることを自覚し、コンロの使用を自粛されていた方がおられた。パンフレットをもとにコンロの安全性や正しい使い方を説明した。
- ・
- 「このキャンペーンを毎年楽しみにしている」というお客様も増えてきており、この事業が定着していると感じた。
- ・
- 保安啓発活動に際してお客様から空焚き、火の消し忘れ等のヒヤリハット事例を聞くことがあり、そういった方にはSiセンサーコンロの紹介を行うことで買い換えにつながったケースがある。
- ・
- パンフレットの字が大きく見易いと評価していただくとともに、今回景品として作成したLED懐中電灯も防犯・防災用としてたいへん便利でありがたいと喜んでいただいた。
- ・
- 訪問してガス機器の正しい使い方を説明したが、「ガスが怖い」と言う方もいたことから、ゆっくりと時間をかけて説明して帰ったが、こうしたお客様には1回ではなくたびたび訪問しようと思う。
- ・
- ガス漏れ警報器、マイコンメータ、Siセンサーコンロ等の安全機能の向上について説明を行うと、オール電化にしようと考えられていた方が引き続きガスを使用していただけることになった。
- ・
- 震災等の災害時にLPガスが活躍したことから「災害に強いエネルギー」としての認知度が上がっていることを実感した。
- ・
- パンフレットを読むと見易く、よくわかるように記載していると評価を得た。
- ・
- コンロの火が付きにくいと言われる方がおられたが、これまでは我慢して使用されていたとのこと。「ガスの調子の悪いときは、遠慮せずに行って下さい。修理に伺います」と伝えると喜んでいただいた。
- ・
- 高齢者の一人暮らしの方は、万が一の時(ガスが漏れたら、ガスが止まったら)に対して不安感を抱いているので、パンフレットを持参して直接説明することで、お客様とのコミュニケーションを図ることができ、安心していただけるのでこのキャンペーンは非常に効果的であることを実感した。
- ・
- 超高齢化が進む中、独居老人世帯が急増している。毎日の生活の中でLPガスの使用頻度は変わらないので、使用方法・震災時の対応等対話ができることは安全・安心の確保とともにガス離れを食い止める効果も出てきている。独居世帯のみならず、高齢者のおられる世帯にはできる限り実施していきたい。
- ・
- コンロを使用している時に服の袖の部分を焼いてしまったからとIHヒーターを検討される方がいた。
- ・
- 殺虫剤のスプレーを撒いたときにガス漏れ警報器が鳴ったのでコンセントを抜いておられる方がいた。コンセントを抜かないよう説明するとともに、ガス漏れ警報器の側には余り物を置かないようお願いした。
- ・
- 今回のキャンペーンで高齢者宅を訪問したが、前回に訪問したときに比べ、量販店仕様のSiセンサーコンロが普及していることが目立った。このことから拡販体制の強化が必要であると感じた。
- ・
- 保安に対する啓発及びSiセンサーコンロ等の安全装置付きの燃焼器具の機能説明は、訪問回数を増やすほど効果が上がるように思う。また、燃焼器具の設置状況やその周辺環境等の把握ができるためこのキャンペーンは継続して実施すべきと思う。更にオール電化住宅の勧誘の実態が判ったり、悪徳商法への注意喚起などを行うことによる防犯活動など色々なメリットがあると思う。
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社団法人香川県エルピーガス協会
団体名 |
社団法人香川県エルピーガス協会 |
業務の名称 |
事故防止のための保安講習会等の実施 |
実施期間 |
平成24年8月~平成25年2月 |
事業の目的 実施概要 成果 |
災害時避難所と成り得る学校に対して老朽化したガス器具の無償提供並びに教職員、家政科生徒に対してLPガスの特性、換気の必要性、ガス器具の安全使用ついて講習を実施して周知を行う。
- ○
- 高松市の避難所として指定を受けている県立高松南高校に対してコンベック及びコンロを各8台無償提供のため搬入設置(8月27日)。ガス器具メーカー、協会職員により、学校教職員、生徒に対してLPガスの特性、換気の必要性、ガス器具を使用して調理実習、安全使用方法について2年生、3年生各40名、各110分講習を行った(9月20日)。ガス器具を使用して実際に調理をしてもらうことにより理解が得られ成果があったと思われる。
ソフトバレーボール大会の開催 一般消費者等に対する周知活動として講習会の他、ソフトバレーボールのスポーツにより心身の健全な発達に寄与し、豊かな人間性を涵養すると共にエネルギーを主に使用するご婦人等を集客し、ガス体エネルギーのPR及び安全装置付きガス器具の展示紹介並びにエルピーガス消費者に対する安全使用啓蒙を目的とする。
- ○
- ソフトバレーボール大会を主催して実際にLPガスを使用するお客様等に安全装置付きSiセンサーコンロ、給湯器等の展示するとともに、説明要員を各メーカーにより配備することにより①ガス器具の安全性、②LPガスの特性、③LPガスの安全使用についてを説明及びアンケート調査を実施した。また、高松支部LPガス販売事業者が配備している防災キット(給湯器、大型炊飯器、大釜、LPガス発電機、台車等)を展示し、防災意識の向上に努めるとともに、屋外において香川県LPガス協会青年部会により災害対策キットを使用して炊き出し訓練を実施して、おにぎり、トン汁を参加者に振舞った。(10月14日)
なお、66チーム389名の参加が得られた。効果としてLPガス消費者だけでなく広く一般の方を対象としてLPガスの特性、安全性、災害時対応、災害用炊き出し器具の紹介等の効果が得られた。
展示会での周知 LPガス消費者等を集客する展示会に協力して、最新安全装置付き燃焼器具の展示し、LPガスの特性、ガス器具の安全使用方法の説明及びリーフレット配布によりLPガスへの理解を深めてもらい事故防止につなげることを目的として実施。
- ○
- 地域で開催するガス展「大商業まつり」11月3~4日(小豆支部・土庄地区会)、「詫間ガスフェア」11月23~24日(三豊支部・詫間地区会)に協力して説明要員によりLPガスの特性、安全使用に関するリーフレット、ノベルティグッズ等を配布して周知活動を実施した。効果として安全装置の付いた燃焼器具を展示し、係員が個別対応によりお客様の質問等に答えるとともにリーフレット等を使用して説明することにより理解度アップの他、ノベルティグッズにより集客力アップにもつながった。
香川県消防学校より消防職員専科教育火災調査科講習講師を派遣してLPガスの特性、換気の必要性、事故原因、事故防止対策、ガス器具の安全装置、マイコンメータ等供給機器の安全装置についてガス器具メーカー、協会職員により実施。
- ○
- 熱電対等の安全装置の作動実験、Siセンサーコンロの機能実験、ヒューズコックの作動原理、マイコンメーターの機能を説明し、漏えい火災事故、CO中毒事故等による例を説明するとともに対策について説明することにより事故調査・事故防止のための指導の実施に必要な知識等の理解が得られたと思われる。
高松市男女共同参画課による環境とエネルギーを考える会において講師を派遣し、「環境にやさしいエルピーガスと災害対策」と題してLPガスの特性、業界における災害対策の考え方、対策のほか、安全使用と環境特性について説明。(2月7日)
- ○
- LPガスの供給設備の安全装置、安全基準、マイコンメータ等を紹介するとともにとSOx,NOxを含まない環境にやさしいエネルギーであること。燃焼特性による換気が必要等安全使用について周知。なお、移動して使用できる高カロリーで災害に強いエネルギーであることを説明し、災害対策においては避難所等にて常備する必要があることを訴え理解が得られたと思われる。
放置容器及び無籍容器の回収廃棄事業・不燃ごみと同時に放置された無籍容器及び家屋解体時に出てきた容器、家庭で不要になった容器について無償で回収廃棄を行い、老朽化した容器よりガス漏れ等の事故防止を行うことを目的に実施する。
- ○
- 昨年度より路上及び消費先に不要になった無籍容器について販売事業者により回収を行い所有者に返却または廃棄することにより事故防止効果につながったと思われる。無籍容器の回収数は136本あり、回収費用及び廃棄費用は協会が負担することとして効果があったと思われる。
「防災・災害対策セミナー」の開催して一般消費者、消費者・婦人団体、LPガス販売店を含むすべての方を対象として震災時等における対処方法、日頃の備えについて講演及びパネルディスカッションを開催して災害時の周知活動を実施。
- ○
- 香川県危機管理課指導官「備えあれば憂いなし」、全国LPガス協会参事「東日本の体験とLPガス業界の課題」の講演を開催(10月18日)。災害時の対応等実際の事例により自分たちができる災害対応について理解が得られた。
- ○
- (公社)全国消費生活相談員協会「東日本大震災に学ぶ」、パネリストとして全国LPガス協会参事、県婦人団体連絡協議会会長、県消費者団体連絡協議会会長、香川県エルピーガス協会会長、高松支部長により「防災に対する考え方及び備えについて」をテーマとしてパネルディスカッションを開催(1月29日)。多くの出席者により災害対策への取り組みについて理解が得られたとも思われる。
香川県消防学校より消防職員専科教育特殊災害科講習講師を派遣してLPガスの特性、火災におけるLPガスの消火方法、漏えい時の対処方法、換気の必要性、事故原因、事故防止対策、ガス器具の安全装置、マイコンメータ等供給機器の安全装置について協会職員により実施。
- ○
- 移動中の事故、一般火災での容器の扱い、消火作業等について重点的に説明。その他LPガスの特性、容器等の安全装置の説明、災害対策を説明する。漏えい火災事故、CO中毒事故等による例を説明するとともに対策について説明することにより事故現場の消火活動のための必要な知識等の理解が得られたと思われる。
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一般社団法人日本エルピーガスプラント協会
団体名 |
一般社団法人日本エルピーガスプラント協会 |
業務の名称 |
LPガスバルク供給安全普及のためのセミナー |
実施期間 |
平成24年11月6日(東京)、11月15日(大阪) |
事業の目的 実施概要 成果 |
【業務の目的】
バルク供給システム普及促進と運用上の保安確保を目的として、設備及びシステムの安全性と利便性を解説するとともに、消費される方々の立場に立ち、わかりやすい点検内容と点検項目の概要と効果についてご説明し、LPガスを安全に使用していただくことを目的とする。
- (1)
- 実施概要
-
- LPガスバルク供給システムの普及の背景とバルク供給の現状及びバルク供給によるLPガス使用上の安全性及び利便性について、LPガスの供給側と充てん設備及び附属機器類メーカがタイアップし、充てん作業者と一般消費者に対し次の解説を行った。
- ○
- 最近の保安行政の動向について解説した。
- ○
- LPガスバルク供給を実施するためのバルク貯槽及び容器に対する充てん作業中の注意事項・保安点検業務のポイントについて 解説した。
- ○
- 災害用のLPガス供給設備としての役割を持つ、「災害用バルク供給設備」の概要と利用方法について解説した。
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- バルク貯槽の法定検査(20年検査)についての概要を解説した。
- ○
- バルク供給用附属機器類・消費型蒸発器の維持管理方法について、注意点を解説した。
- (2)
- 効果
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- 本セミナーは、バルク供給設備の普及が開始された、平成9年度より、毎年バルク供給事業者(充てん作業者を含む)及びLPガス消費者を対象に実施している講習会であり、LPガスを供給する立場とLPガスを消費する立場の方々が同じ内容の解説・説明を受ける研修形式のセミナーです。
平成24年度の開催で、第14回目となりますが、LPガス供給者がいかにLPガスの供給に対して安全確保及び供給の利便性を追求しているかが、双方が受講されることで、この設備とシステムが相互に理解されてきているものと確信しております。
また、災害時のLPガス供給用設備として、災害用バルク供給設備の紹介は、公共の施設への拡大が行われたことを分かりやすく解説することで、LPガス消費者の方々にも関心をいただいたものと考えております。
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一般社団法人日本ガス石油機器工業会
団体名 |
一般社団法人日本ガス石油機器工業会 |
業務の名称 |
ガス燃焼器の経年劣化事故の防止を目的とした消費者安全啓発事業 |
実施期間 |
平成24年10月~平成25年2月 |
事業の目的 実施概要 成果 |
業務の目的:
消費者に対し「ガス燃焼機器は長期使用により経年劣化し、継続シット下使用すると事故につながるおそれがあり、適切な点検が必要である」ことの理解と周知をはかり、事故の未然防止を図る。
実施概要:
消費者には、まだ十分に理解されていない「ガス機器も経年劣化がおこり、寿命があること」について、平易で、かつ興味を持っていただける映像を製作し、DVD配布とネット上での周知を図った。およそ制作スケジュールは下記の通り進めた。
動画撮影&編集 |
10月~11月 |
DVD制作と配布 |
12月(1500枚)作成 平成25年1月~2月配布 |
配布先 |
(全国消費者センター、関連メーカー、ガス関連団体など) |
成果:
DVD配布に加えネット上での周知方法を採り入れ、多くの消費者に動画を視聴頂くことができた。継続して、当工業会へのホームページにも掲載、さらに動画の活用を進めていく予定である。今後、経済産業省主催の製品安全セミナーなどの消費者教育の場での活用や、さらなる活用をはたらきかけて行く予定である。
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ガス警報器工業会
団体名 |
ガス警報器工業会 |
業務の名称 |
ガス警報器・交換、住宅用火災・ガス・CO警報器の設置運動 |
実施期間 |
平成24年6月~平成24年10月 |
業務の目的 実施内容 成果 |
業務の目的:
一般消費者への『ガス警報器』『CO警報器』及び『住宅用火災・ガス・CO警報器』必要性の広報
実施内容:
- ①
- 【一般紙広告の実施】
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- 朝日新聞(7/6)、読売新聞(10/2)にガス警報器設置・交換、住宅用火災・CO警報器の設置促進とアンケート募集の広告を掲載した。
- ②
- 【ラジオ広告の実施】
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- TBS系全国ネット局で7-8月、10月の3ヶ月間にガス警報器設置・交換の20秒CMを実施した。
- ③
- 【ガス漏れ事故防止のための手引き製作及び配布】
-
- ガスを安全にご使用頂くための広報冊子516,000部を作成し配布した。
(掲載内容)
LPガス使用時の注意点、ガスもれ事故・CO中毒事故防止のための、「ガス警報器」「CO警報器」設置のおすすめ。警報器設置宅には、警報器が鳴った時の処置方法、交換期限の案内と交換のお願い等。
(配布方法)
- 1)
- LPガス販売事業者から、一般消費者宅訪問時に配布。
- 2)
- 消防本部及び消防署を通じて一般消費者に配布。
- 3)
- 住宅防火対策シンポジウムで一般消費者に配布。
成果:
【ガス漏れ事故防止のための手引き】は、販売店が消費者訪問時や展示会等を通じて消費者に対面して警報器の必要性、鳴った時の処置方法等を周知することにより事故防止の啓発と警報器の交換期限など維持管理について理解を得ることができた。今後とも消費者事故防止のため継続して広報活動を推進したい。
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日本ガスメーター工業会
団体名 |
日本ガスメーター工業会 |
業務の名称 |
LPガス用マイコンメーター復帰方法の周知と期限管理の啓発 |
実施期間 |
平成24年7月~平成25年3月 |
事業の目的 実施概要 成果 |
【業務の目的】
LPガスメータに対する一般の消費者の認知度(安全機能、復帰作業、検定有効期限)を確認する目的で、①ガスメーターの機能、復帰作業手順、及び期限管理の必要性について分かり易く説明したパンフレットを作成、一般消費者に確実に届く方法で配布、②パンフレットと同一内容をホームページ、③同じく、地方自治体の発行する広報誌(今回3県)に掲載する。
各媒体からのアンケート回答を求め、回答分析により、消費者の理解度、媒体による周知度への影響を求める。また、今後の啓発活動に利用するため、口に馴染む言葉として、川柳を募集し、優秀作品を選出する。
【実施概要】
- ・
- 実施期間:第1弾 平成24年7月~12月、第2弾 平成25年1月~2月末
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- パンフレット配布地域:東南海南海沖地震の影響が予想される、静岡、愛知、三重、和歌山、徳島、高知、宮崎(7県)
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- 地方自治体広報誌:高知県(7月)、茨城(8月)、山梨(平成25年2月)
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- ホームページへの掲載
成果① アンケート回収結果と分析
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- ハガキ約2,000枚、ホームページ経由 約10,000件、全体で約12,000件
(ホームページ経由の回答が約8割近くもあり、インターネットの普及ぶりを認識、今後の有効活用を検討すべきと思う。インターネットの利用者は、広い年代に渡っている。)
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- 全回答者の中で、女性:男性=3:2、また、女性の5割が20~40代であった。一方男性は50~55歳台が多かった。
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- 回答の多かった女性、20~40歳台は、子育て中か、子育ての終わり段階にあると思われるが、家庭で強い実権を握っている年代であり子供、即ち次世代に強い影響を持っていると思われる。
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- 回答の中には、電気からガスへの回帰が見られるが、東日本大震災の影響と思われる。
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- 販売事業者とLPガス消費者の関係は、非常に良好な関係を示す回答が多かった。
成果②
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- 本啓発事業に際し、ガスメーターに関する川柳を募集したところ約4,000首もの多数の応募があった。関係団体の協力を得て、優秀作品14首(最優秀1首、優秀3首、佳作10首)を選出した。優秀作品は、日本ガスメーター工業会のホームページ等に掲載。
【提案】
- ①
- 一般消費者は、販売事業者(ガス事業者、ガス屋さん・・)を信頼している様子が伺える。この関係は、消費者が安全・安心なLPガスライフを送るための非常に重要なインフラである。今後とも販売事業者のご協力を頂くと共に、業界としては、この事実を大切にする必要があろう。
- ②
- 女性パワーの活用
20歳~40歳台の女性は、上述したように、家庭の実権を握っており、食育、火育の担い手であり、次世代への継承者として重要な年齢層である。
一時期、電化攻勢に「キッチン」を奪われたが、東日本大震災後は、ガスに魅力を感じている。この年代の女性パワーを有効活用することが、将来のLP業界にとって大事でないか。
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