HOME > LPガス安全委員会について > 保安活動支援事業 > 平成21年度LPガス安全委員会保安活動支援事業
社団法人青森県エルピーガス協会
業務の名称 |
1. LPガス消費者保安講習会 2. 学童保安教室 3.LPガス展 4.青森県消費者大会 |
実施期間 |
平成21年4月1日~平成22年3月5日 |
業務の目的 |
一般消費者(子供を含む)に対し、最新のLPガス器具のPRまた、LPガスが安全なエネルギーであることをアピールし、イメージの向上と安全な使用の促進を図る。環境及び省エネ機器の展示、紹介。 |
実施内容の 詳細 |
- 1.
- LPガス消費者保安講習会
ビデオ「ためしてガッテン」、読本「あなたのそばに、LPガス」を活用し、LPガスの設備、燃焼器具の使い方等について説明、その後消費者からの質疑に答えた。〔開催地別紙〕
- 2.
- 学童保安教室
ビデオ及びパンフレットでLPガスが日本に来るまで行程、性質、正しい使い方、子供たちが興味を惹くような機材を見せながらの説明。〔開催校別紙〕
- 3.
- 地域別スーパー来場者に対する最新新機器類の展示、紹介及び意識調査の実施〔結果別紙〕
別添資料参照 別添ガス展開催写真
- 4.
- 青森県消費者大会
Siセンサー付ガスコンロを展示・PR。アンケートによる意識調査の実施〔結果別紙〕
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実施効果 |
- 1.
- LPガス消費者保安講習会
6会場435名の参加者となったが、質疑時間には今回の講習内容、機器関連、価格等の感想或いは疑問点について意見が出され、その場で即座に回答したりした。
- 2.
- 学童保安教室
今年度は2校105名の学童に対し保安教室を開催。最近は週休二日の関係で開催してくれる学校も少なくなってきている。また、全国的にも問題になっている学校内、或いは登下校時の暴漢、不審者等の関係からか、訪問の際には身元確認をするなど学校側も過敏となっている。今回の通称「ハートくん(チワワ犬)」ノートは子供たちの心を和ませたようで好評を得た。
- 3.
- ガス展の開催
昨年同様二日間にわたりLPガス展示会を開催。このガス展では販売行為を行わず、あくまでも「見て、触れる」ことに主眼をおき、一人でも多くのお客様にLPガスに関する幅広い知識を得ていただくことを目的に開催した。今回は特に最新機器としてSiセンサーコンロ、省エネとしてエネファーム、エコジョウズ等を展示。来場者にはPR用風船(子供)、防災非常用鍋を使用した炊出しに好評を得た。ブースを設け、来場者にはLPガスにする意識調査を実施した。開催時間は4時間だったが来場者は二日間でアンケート回答者は青森会場で723名、八戸会場で1,262名となった。
- 4.
- 青森県消費者大会への参加
青森県消費者協会のご協力のもと、Siセンサーコンロ(価格別)のPRのための専用ブースを設け、来場者に対し意識調査を実施した。開催時間は4時間と短かったが来場者は480名(アンケート協力者311名)と大盛況のうちに終了した。
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社団法人千葉県エルピーガス協会
業務の名称 |
第3回あんしん生活フェア(展示会と防災まちづくり) |
実施期間 |
平成21年11月28日 |
事業の目的 実施概要 成果 |
エルピーガス業界が生活者のご家庭及び地域防災(防犯)に取り組んでいる、或いは、これからご協力できる「保安」と各種の「防災」と「環境」に関しての事柄を一堂に会し、生活者に目で見・触れることにより地域に共生しているLPガス業界を理解していただくために標記フェアを開催する。
なお、展示会と併せて、災害時等には欠かせない地域貢献事業者であることを理解していただくために「災害まちづくり研修会」を開催したものです。
会場として千葉市内で「第3回あんしん生活フェア」を実施いたしました。
- 1.
- 展示会場には4つのコーナー「保安・防災」「環境」「最先端のエネルギー」「生活提案」を設け、それぞれのブースにて展示説明を行いました。「保安・防災」では、保安機器パンフレット、保安メーター、高圧ホース等の安全器具の紹介、また火災警報器、ガス警報器について生活者の方に構造や機能について説明をいたしました。又「環境」「最先端のエネルギー」では環境にやさしい省エネガス機器等をご紹介し、CO2の排出が少ない面やエネルギー効率の高い機器を紹介いたしました。更に「生活提案」では災害対策グッズ等を紹介いたしました。
- 2.
- 「防災まちづくり研修会」では地域防災のあり方を全国地域婦人団体連絡協議会の浅野講師より、「新しい時代の地域防災と婦人会・女性会の活動&災害時のLPガスの供給を考える」学習パンフレットを使用し、地域活動に防災の視点を加える必要性や災害時におけるLPガスが被災者の生活支援に不可欠であることについて講演をいただきました。また協会の災害対策の取り組みについて当協会青年委員会講師により説明を行い、避難所に想定されている学校等へのLPガス供給の導入働きかけについての講演をいたしました。更にセミナー二部ではLPガスコンロで調理実演を行いました。LPガスの良さについて来場の多くの方に理解を図ることを行いました。
更に来場の方にアンケートを実施し、大半の方に展示会場の各コーナーに多くの方に関心を持っていただき、今まで知らなかったことを知る機会ができてよかった等参考になったとの声をいただきました。またLPガスの良さについては、災害時の復旧の早さ、停電時にも使用できる等を多くの方が挙げられており、防災まちづくり研修に真剣に聴講いただき、災害時に関する防災まちづくりにLPガスは必要であるとの回答をいただくことができました。
フェアを行ったことで災害時におけるLPガスの優位性を理解していただいたものと思われ、所期の目的が達成されたと考えております。
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社団法人神奈川県エルピーガス協会
業務の名称 |
1.横浜防災フェア2009
2. 神奈川地域婦人団体連絡協議会との防災学習会 |
実施期間 |
1.平成21年8月29日(土) 2. 平成22年3月4日(木) |
事業の目的 実施概要 成果 |
- 1.
- 横浜防災フェア2009
横浜赤レンガパークで開かれた「横浜防災フェア2009」に出展し、LPガスの災害への強さや安全さをPRした。また、消防法で設置が義務づけられた「住宅用火災警報器」や、LPガスで発電する「LPガス発電機」、さらに避難所で活躍する「災害対応バルク供給ユニット」なども展示して、その働きを紹介した。
ブース内にはLPガスの供給システム紹介パネルや閉栓カバーの実験装置を展示して、その役割を紹介。また、パネルなどで、ライフラインとしての地震への強さなどに加え、ブース脇では、避難所などで煮炊き、給湯、発電・照明設備として活躍する「災害対応バルク供給ユニット」を展示し、国もその普及拡大を支援していることをアピールした。
展示ブース前では、スタッフが「LPガス 人と地球にスマイルを」と染め抜かれたハッピ姿で応対し、LPガス協会の存在感を強調した。パンフ「LPガスは地震に強いエネルギー」や、リーフレット「Siセンサーコンロ」などを配布してPRに努めた。
また、リーフレット等の配布と同時に行ったアンケートでは、「震度5以上になるとメーターがガスを止める」「過去の大地震では都市ガス、水道より復旧が早かった」ことを知っていたか質問し、今後の災害対策PRの参考にすることとした。
ステージ場で行われた展示ブースの紹介では、LPガスがどう使われているか、どのような特徴をもっているかを説明のうえ、「各戸供給なので地震災害に強く、点検が済めばすぐに使える」「詰め替えがカンタンで、持ち運びも容易である」とPR。また、地震が起きたときは、「強い揺れなら、ガスは自動的に止まります。まず自分の身の安全を確保したうえで、揺れが収まってから火を消してください」と呼びかけた。
なお、フェアは翌31日(日)も開催される予定だったが、台風接近のためやむなく中止となった。
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展示ブースのようす | 災害用バルクの展示 |
- 2.
- 神奈川地域婦人団体連絡協議会(地婦連)との防災学習会
地婦連の各地域の地区長を対象に防災学習会を実施した。学習会では、LPガスの基本的な特徴を説明したうえで、どうしてLPガスが「災害に強いエネルギー」といわれるのか、神奈川県エルピーガス協会がどのような災害対応態勢をつくっているのかを紹介した。
参加者へは、災害時の避難所での炊き出し等でLPガスを使用する場合、安全に行ってもらえるよう、地域の防災訓練に積極的に参加していただき、正しいLPガスの知識を身につけていただくよう要請した。
同様の学習会は今後県内3地域で開催予定。
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社団法人静岡県エルピーガス協会
業務の名称 |
LPガスで安全・快適エコ創造事業~地域の消費者・環境・児童団体等との協働発信 |
実施期間 |
平成21年7月1日~平成22年2月26日 |
業務の目的 |
全国に多発しているCO中毒事故は一般家庭でも発生しており、消費者等への事故防止啓発を徹底することが大切である。
当協会の自主保安強化対策の一環として、一般消費者への正しいガスの使用法や事故を防ぐガス機器安全装置への認識を深めると共に、CO²削減に貢献する厨房機器等の販売促進を目指し、省エネや食育サポートをする必要がある。
また、予想される東海地震に備え、消費者等に対し、安全で地震災害に強いLPガスを改めて周知必要がある。
そこで、県内の消費者・教育・環境団体等と連携・協働して“LPガスによる食育・生活安全推進事業”を県内各地域の「環境・森林フェア」、「男女共同参画県民フェスタ」「住まい博」「消費者フォーラム」等において展開する。
また、食育・地産地消活動推進事業として「全国親子クッキングコンテスト」へ参画する。 |
実施概要 |
- 1.
- 「男女共同参画・県民フェスタ」にNPOあざれあ交流会議・児童団体と協働して安全学習、機器展等を開設
親子(幼・小)等若い世代から高齢者に保安・安全を啓発するため『我が家の防災安全学習』『地球に優しいガス機器展』を開設。
- 2.
- 「環境・森林フェア」「市環境フェア」「住まい博浜松」に県消費者団体連盟・市ガス省エネ協議会等と協働して、クッキングひろば等を開設
消費者が炎による料理づくりに挑戦し、ガス機器の安全性の理解を深めると共に、省エネ・安全・便利さを訴える『地球に優しいガス機器展』『エコクッキングひろば』開設した。
- 3.
- 国・県・市・自主防災会・ライフライン防災連絡会による「静岡県・袋井市総合防災訓練」で炊出し訓練を実施
予想される東海地震に備え、避難所に『LPガス炊き出し訓練』を開設し、LPガスが災害時の被災地で活躍していることを実地体験を通し啓発した。
- 4.
- 県消費者団体連盟主催の「静岡県消費者フォーラム」へ協賛及びウィズガス「全国親子クッキングコンテスト」を協働実施
消費者団体連盟主催の消費者フォーラムに協賛すると共に、「全国親子クッキングコンテスト」に参画した。
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社団法人愛知県エルピーガス協会
業務の名称 |
LPガスお客様保安対策事業「お客様懇談会」 |
実施期間 |
平成21年6月16日~平成21年11月12日 |
事業の目的 実施概要 成果 |
県内の本部・支部合わせて6会場において「お客様懇談会」を実施した。
日程 | 主催 | 開催場所 | 消費者参加数 |
(1) 6月16日(火) | 本部 | 名鉄グランドホテル | 20名 |
(2) 9月9日(水) | 尾張支部 | リンナイ(株)大口工場参加消費者 | 20名 |
(3) 9月18日(金) | 西三河支部 | 岡崎ニューグランドホテル | 16名 |
(4) 10月29日(木) | 西部支部 | 湯元館 | 20名 |
(5) 11月6日(金) | 中央支部 | グランドホテル山海館 | 15名 |
(6) 11月12日(木) | 東三河支部 | サーラプラザ豊橋 | 20名 |
内容は、協会本部から参加を呼びかけた消費者団体の役員・会員及び支部販売事業者が直接呼びかけたLPガスのお客様を会場へ招き、保安の啓発、質疑応答と協会役員をはじめとする販売事業者との懇談を行った。
具体的には、
1.多発するCO中毒事故対策としてCO警報器・ガス警報器の実演
2.Siセンサー付きコンロをはじめとする最新ガス機器の実演
3.ガス放出防止器等最新安全機器の展示
4.LPガス安全委員会作成「安全・安心にお使いいただくために」をテキストとした保安の啓発
5.事前にLPガスに関する質問事項を消費者から提出してもらい会場で協会役員が答えるQ&A
以上を実施した。
実施後のお客様の声としては、「日ごろは気に留めていなかったガスメーターに、地震でガスを止める機能が付いているなんて知らなかった。」「最新のSiセンサーコンロは安全機能がしっかり付いていて、掃除も楽で使いやすそうだった。」「COは目に見えないので、ガスを使用中は、寒いのを我慢してでも換気をするように注意したい。」など、消費者にとっては新たな発見の場となり、大いに盛り上がった。同時に、機器取替えによる保安の高度化が図られた。草の根の保安活動、消費者と面対して行う販売活動は、販売事業者の経営基盤強化と効率的な保安啓発を考える上でも重要であり、今後も継続して事業を進めていきたい。
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兵庫県プロパンガス協会
業務の名称 |
平成21年度LPガスシルバーサポート事業 |
実施期間 |
平成21年7月1日~平成21年12月31日 |
業務の目的 |
兵庫県下の販売事業者が敬老の日を中心に65歳以上の独居老人宅、70歳以上の高齢者宅及び体の不自由なお客様宅を訪問し、LPガス器具等の安全点検によるLPガス事故の未然防止はもとより、健康面や生活に関するさまざまな障害を取り除くことを手助けし、業界のイメージアップと社会福祉の増進を図ることを目的とする。 |
実施概要 |
実施販売事業者数:474業者
訪問独居老人宅及び高齢者宅等世帯数:23,355世帯
- 1.
- 不安の解消のため「安心一声運動」:「LPガスについて何か不安や不審なことはありませんか?」と尋ね、丁寧に対応した。
- 2.
- 安全の提供のための機器等の「安全使用説明」:ガス警報器のない家庭に、その必要性と取り付け促進及び器具等の安全装置などの説明を実施した。また、本年度は、市場出荷後の製品につき経年劣化による事故を未然に防止するための措置として、本年の4月1日より施行された「長期使用製品安全点検制度」をお客様に周知するための制度の説明を啓発チラシにより実施し、協力のお願いに努めた。
- 3.
- 安心の提供のための「安全点検」:コンロ等清掃・空気調整・点火テスト、ガス漏れ点検、CO中毒防止の点検などをお客様立会いのもとで実施した。
- 4.
- 先進ガス器具等PR:ガラストップコンロ、給湯器、床暖、浴室乾燥機等のパンフレットを配布し、説明により普及促進に努めた。
- 5.
- その他の「要望対応」(サービスの提供):「LPガス以外に何か困ったことはありませんか?」と尋ね、ガス以外の相談に対応した。話の内容次第で市や町に要望してあげたり、民生委員への連絡するなどの対応を実施した。
作業終了後、「これで安全です。安心してLPガスをご利用ください。」と伝え、ガスコンロの全口安全装置搭載啓発チラシ等が同封したタオルを手渡した。
実施結果は、別添「シルバーサポート事業実施報告」(平成21年度)のとおり。
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社団法人岡山県エルピーガス協会
業務の名称 |
平成21年度高齢者保安対策キャンペーン事業 |
実施期間 |
平成21年9月~12月 |
業務の目的 |
少子高齢化社会の現在、高齢者のみの世帯の割合がどんどん増えて行くに従い、LPガスからオール電化住宅に変わる世帯が増加しつつある。これは、高齢者であるお客さま本人が望むよりも高齢者の周りの人達が、「火=危険」という考えのもとにオール電化に移行しているという傾向が強い。
また、中国地方液化石油ガス消費者懇談会において消費者代表から高齢化社会において、高齢者へ一層の保安の取り組みを促進するよう要望が寄せられている。
そこで平成16年度から5年間継続して実施した「高齢者保安対策キャンペーン」はLPガス販売店、高齢のお客さま双方からたいへん好評であり、平成21年度も引き続き実施し、高齢者の安全を確保するとともにコミュニケーションの強化を図ることを目的とする。 |
実施内容の 詳細 |
本事業の対象者は高齢者(満70歳以上)のみの世帯とし、選定方法は、訪問活動を行う販売事業者が、自社の消費者の中から該当者を選定した。
販売事業者は、対象となる高齢者世帯へ訪問し、ガス器具の正しい使い方等について当協会独自に作成した高齢者用の保安パンフレットにより直接説明を行った。
また、高齢者が感じている不満な点等を聞き取ることにより、今後の販売に活かすこととした。
協会で高齢者用保安啓発用パンフレット(通常のものより字が大きく見やすいもの)及び粗品(インフルエンザ対策用マスク)を作成した。
今年もSiセンサーコンロを写真入りで紹介し、その安全機能を分かりやすく解説した内容を記載した。
■写真等添付資料
高齢者向けの啓発パンフレットを作成し、配付した。
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実施効果 |
岡山県下の販売事業所134事業所が本キャンペーンに参加し、4,989世帯の消費者宅を訪問し、保安啓発活動等を行った。
販売事業者に事業実施後に所感を調査したところ次のような回答があった。
【主な所感】
- ・
- インフルエンザが流行しており、粗品としてあげたマスクを大変よろこばれた。(タイムリーであった)
- ・
- パンフレットが絵で大きくて分かりやすく、字も大きいので読みやすい。口頭だけで伝えるよりも説明しやすくよく理解していただけた。
- ・
- 高齢者宅へ訪問して火の元に対する注意を再認識してもらうことに大きな意義がある。
- ・
- 直接訪問してお話しすることで、色々な意見が聞けた。
やっぱり使い慣れたガスが良い。 Siセンサーコンロはかえって使いにくくなった。 周りの勧めで電気にするかもしれない。
- ・
- LPガスは電話1本で来てくれ、すぐに対応してくれるので助かる。用がなくてもたびたび顔を出して欲しい。
- ・
- 訪問したときにガステーブルの下を掃除してあげたらすごく喜ばれた。
- ・
- 毎年、周知文書は配布しているが、このキャンペーンにより再度訪問して啓発活動を行うとより関心をもって聞いていただくことができた。
- ・
- このキャンペーンに毎年参加しているが、毎年続けて啓発活動をすることが重要だと感じた。
- ・
- 高齢者はついうっかり忘れることが多いので繰り返し繰り返し説明することが重要である。
- ・
- 高齢者は声を掛けてあげるだけで喜んでもらえる。今後は高齢者の独居世帯だけでなく、対象を範囲を広げた方が効果が上がると思われる。
- ・
- 若い人(子ども)に注意されるのか、きれいにコンロを使用されていた。
- ・
- 時々、コンロの消し忘れをするという話が聞けた。Siセンサーコンロの機能説明を行うと今度消し忘れをしたら買い換えを考えると言われた。
- ・
- 高齢者世帯ほど安全機能が充実したガス機器の普及割合が少ないように感じる。(高価なためか?)エコに対する補助金ではなく高齢者対策の補助金政策も検討していただきたい。
- ・
- パンフレットは字が大きく絵が分かりやすいので概ね好評だったが、1件だけ80歳の方にページ数が多かったり、字数が多いので読んでも理解しにくいとの意見があった。
- ・
- 高齢者の消費者があまり意識していないことは、(1)使用していないときにはガスの元栓を閉めること(2)ガス使用時の換気、(3)ゴムホースの交換、 (4)メーターの復帰方法、(5)クリーンエネルギーであった。
- ・
- 正しいガスの使用法を説明したが、実際に困ったらLPガス販売店に電話するという回答が多かった。そういったことから、困ったら気軽に電話していただけるような日常のコミュニケーションとLPガス販売店への連絡先が常に目の届く場所へあるよう何か工夫をしたい。
- ・
- IH調理器の方が安全だというイメージを持たれている方が多かった。
- ・
- ガスコンロの手入れが出来ていないお宅が多かった。着火しても赤火のままのところもあった。(掃除をしてあげた)
- ・
- パンフレットは読みやすくて好評だが、「高齢者」という文字に抵抗感を感じる消費者もいた。
- ・
- ガスしゃ断の方法を説明すると分かったといっていたが、実際にメーターを目の前にして操作しようとすると出来ない人(出来るかどうか不安だという人)がいる。
- ・
- ガス漏れ時の対応で換気扇をつけたり電気を付けたりすることが危ないという啓発ができた。
- ・
- パンフレットは渡して少し経つと捨ててしまうという方がいた。
- ・
- いまだにガスは怖いというイメージを持っている方がいる。これまでガス機器は安全機能が発達して安全であることを消費者に伝え切れていないことについて反省している。
- ・
- 温度調節機能の付いていないバーナーで調理される方が思った以上に多かった。
- ・
- 消し忘れ消火機能は必要な機能であると感じられていた。
- ・
- Siセンサーコンロは便利で安全だが、機能が多すぎて使いこなす自信がないという意見があった。また高性能になればなるほど価格が高くなるので安ければ欲しいという声があった。
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社団法人香川県エルピーガス協会
業務の名称 |
地域の防災力アップ講座 |
実施期間 |
平成21年9月17日~平成21年9月17日 |
事業の目的 実施概要 成果 |
○高松市男女共同参画課主催による地域の防災力アップ講座に参加し、広く一般のお客様に対してLPガスの紹介、防災への取り組み、ガス体エネルギーの特性、使用方法等について説明した。
- 1.
- LPガス容器の安全弁、張力式流出防止型高圧ホース、ガスメーターを実際に持参して機能等について説明。
- 2.
- 災害時等におけるLPガス業界の対応として香川県との防災協定により避難所にガス器具、LPガス容器を持ち込み対応する。また、高松支部において防災援助キット(LPガス用発電機、炊飯器、煮炊き釜、給湯器、台車)が4ヵ所に配備されており、災害時には活用する。被害状況確認については各LPガス販売店の消費者を地域ごとに戸数を把握しており、LPガス販売店に複数の連絡網を整備しているため被害状況を迅速に把握するシステムとしている旨等を説明。
- 3.
- 分散型エネルギーとしてLPガスの優位性、安全性等について説明。
- 4.
- 「SIセンサー」及び「ガス器具ってこんなに安全なの!」のリーフレットを使用して、燃焼器具の安全装置の紹介、ガス器具の安全な使い方、ガスくさいと感じた場合の対応方法と緊急時連絡先を確認すること等を説明。
- 5.
- LPガス販売店の24時間緊急事体制を整備しているため、ガスがでない、ガスくさい等の場合はLPガス販売店に連絡する旨を説明。
- 6.
- 参加者に対してエコバッグ、花の種、サランラップを進呈した。
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社団法人愛媛県エルピーガス協会
業務の名称 |
安全・安心ふれ愛フェアを通じての各種保安啓蒙活動実施 |
実施期間 |
平成21年8月1日~平成22年2月28日 |
事業の目的 実施概要 成果 |
- 1.
- 「安全・安心ふれ愛フェア」に出展
10月11日(日)、松山市郊外の大型ショッピングセンター、エミフル松前にて愛媛県、(株)FM愛媛主催の「安全・安心ふれ愛フェア」にLPガスコーナーを出展しました。会場では、消費者の方々に身近にあるLPガスが安全、環境にもやさしいことをPRしていく事に努めました。まず安全性をPRするため、S型ガスメーター、ガス放出防止機構付高圧ホースの実験モデルを展示し、来場者が直にモデル機器を揺らすことで安全機器の機能が目でみてわかることができることに努めました。その際「災害時の事始め」を始めとする各種パンフレット類を手渡ししながら説明に努めました。来場者の反応も、実験モデルを使用することでよりわかりやすかったとの声を多数聞くことができました。併せてLPガス展示車を用意し、最新ガラストップコンロ、浴室暖房乾燥機、ガスファンヒター等を体感してもらい、最新の機器の安全性、便利性等の理解を深めてもらいました。またLPガス自動車を展示し、LPガス車が環境性能に優れた車であることのPRに努めました。 当日は快晴の天候で、消防、警察等の各種車両が一同に展示し、試乗もできるものも多数あったことと、事前に9月頃からFMラジオで「安全・安心ふれ愛フェア」の告知に努めたため、一日のイベントにもかかわらず、約2万人もの来場者がありました。それらの方々に、LPガスが災害に強く環境に優しい、安全・便利なものであることをPR出来たと思われます。なお当日配付された「安全・安心ハンドブック」にも「安全チェックポイント」の広告を出稿しています。同パンフレットは行政機関等でも配付されました。
- 2.
- パンフレット作成
イベントを通じ消費者の方々へLPガス機器の安全性並びに優秀な機能等を説明する際に、消費者が家庭のLPガス安全機器の設置場所を充分認識していないことがわかってきました。そこでLPガスを使用されているご家庭にあるガスメーター、高圧ホース、ヒューズガスの元栓、ガス警報器等の設置場所、その機能について周知していくためのパンフレットを作成しました。パンフレットでは、非常時の対応についても細かく説明を加えています。また「オール電化住宅」の普及が進み、一般の電気量販店等でも「IHクッキングヒーター」を目にする機会が増えてきています。又高齢化社会が急速に進んでおり、各地域では一人暮らしの独居老人世帯が増えています。そうした状況下、高齢者の方々向けに(1)LPガスを安心してご使用していただけること、(2)「ガスコンロ」と「IHクッキングヒーター」の違いをわかりやすく説明すること、以上2点に主眼を置いたパンフレットを作成しました。併せて[SIセンサーコンロ」の周知にも考慮し、安心してLPガスを使用してもらうよう啓蒙に努めました。
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社団法人日本ガス石油機器工業会
業務の名称 |
ガスこんろの安全啓発事業 |
実施期間 |
平成21年7月1日~平成22年2月26日 |
事業目的 |
ガスこんろの事故防止を図るために、こんろの正しく安全な使い方について消費者にわかりやすく解説した動画を作成し、消費者の集まる説明会や展示会などの場を活用して放映し、安全啓発を行う。 |
事業の目的 実施概要 成果 |
(1)動画コンテンツの作成企画 | 平成21年7月1日~ 7月31日 |
(2)動画シナリオ立案 | 平成21年8月1日~10月30日 |
(3)撮影 | 平成21年11月1日~11月31日 |
(4)動画編集、製作 | 平成21年12月1日~11月31日 |
(5)DVD作成 | 平成21年12月21日~12月24日 |
(6)DVD配布 | 平成22年 1月 5日~ 2月28日 |
製作物(DVD)
・DVD-VIDEO形式 全6話構成 全10分31秒
・製作本数 3000本
・配布方法(無償配布)
1)会員企業から関連事業者(LPガス販売店)
2)日団協、エルピーガス協会など関連団体より関連事業者(LPガス販売店)
3)全国消防団体、消費者センター
メーカー主催の展示会など、既に一部で活用が始まったが、消防や消費者センターなどは、まだ配布が完了して間がないため、活用はこれからとなる。また、1月~2月にかけて業界新聞数紙に記事が掲載されたこともあり、全国多数のLPガス会社などから要望があり逐次発送をしている。今後展示会や消費者向け説明会など様々な場面で大いに活用されていくものと考えている。
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ガス警報器工業会
業務の名称 |
LPガス消費先へのCO(一酸化炭素)警報器(含む火災複合型)の普及促進 |
実施期間 |
平成21年10月1日~平成22年2月28日 |
業務の目的 |
「一般消費者向けCO中毒に関する注意喚起チラシ」を作成し、消費者にCOの注意喚起すると共に、CO警報器等設置の有効性をアピールする。同時に「火災・複合型警報器の展示パネル」を作成し、イベント会場等にて、CO警報器等機器の実演展示を行う。 |
実施 概要・成果 |
「一般消費者向けCO中毒に関する注意喚起チラシ」は、LPガス販売店等を通じて一般消費者へ配布、及び地域の展示会場等にて直接一般消費者へ配布。チラシ裏面には、CO発生の原因を説明した内容のものとした。「CO複合型警報器の展示パネル」を作成し、CO警報器等設置の有効性をアピールした。イベント会場では、CO警報器等機器の実演展示も併せ行なった。
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一般消費者向けCO中毒に 関する注意喚起チラシ | 複合型警報器のチラシ |
配布したチラシは、どんな場合にCOガスが発生するのかが分かり注意点などが大変分かり易い事と、CO警報器の種類の紹介があり評判であった。消防機関からの提供依頼も多かった。
火災・複合型警報器の展示パネルは、火災予防週間、LPガス保安責任者の講習会、展示会などイベントで実際に警報させて実演を行い消費者に効果的な説明に活躍した。既にガス警報器の付いている消費者は、電池式でのCO+火災警報器に関心が高かった。
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日本ガスメーター工業会
業務の名称 |
LPガス用ガスメーターに関する保安機能紹介と周知 |
実施期間 |
平成21年6月1日~平成22年2月28日 |
事業の目的 実施概要 成果 |
- 1.
- 一般消費者を対象に、(1)法に基づく有効期限があること、(2)震度5相当以上の地震で、ガス供給をしゃ断すること、(3)復帰方法、(4)ガス警報器とガスメーターの微小漏れ検出機能の特徴 等を簡潔明瞭に紹介するパンフレットを作成、周知項目の理解度把握のため、設問を付ける(はがきにて、回収)。また、ガスメーターの存在場所を消費者自らが確認できる機会を作るため、フォトコンテストを実施。(課題:「ガスメーターのある風景」)
- 2.
- パンフレットは、(社)LPガス協会の協力を得て、各都道府県LPガス協会→販売事業者→消費者のルートで、消費者に配布。
- 3.
- また、当工業会会員の営業経由でも配布、配布が少ない地域を対象に新聞折込も実施した。(配布数 全体で約60万枚)
- 4.
- 消費者からのアンケートはがき回答(5,262枚、回収率0.8%)内容を分析し、メーター機能に関する理解度、ガスのしゃ断原因と対応(復帰作業)、パンフレットの入手方法等を把握した。
- 5.
- また、下記の分析を行い、結果は、HPに掲載( http://www.jgia.gr.jp )
(1)回答者の年齢分布及び男女比率について
(2)県別配布枚数及びアンケート回収枚数
(3)アンケート質問事項に対する回答結果
(4)検満切メーターの割合を推測(約1.6%で、ここ数年の結果とほぼ同様)
(注)この種アンケートでは、信頼性が余り高くない。
(5)自由記入欄には、従来同様に6割強(約4,000枚)の記載があった。
その中から下記のキーワードに関するものをまとめ、今後の啓発活動等に活用する。
・IHヒーター、電化に対するコメント
・消費者とLPガス販売店の関係を示すコメント
・その他、目についてコメント
・フォトコンテストに対する関心度を示すコメント
・その他、多数の記載があり、解析を進めているところ。
- 6.
- フォトコンテストには、154名、215点の応募があった。厳密な審査の結果、最優秀1点、優秀3点、佳作10点を選出した。入選作品は、HPに掲載中。コンテストは、メーターの所在場所確認(当初目的)に効果があった。
- 7.
- 本方式は、消費者自身が記入しているため、消費者の生の意見が集まることに意味がある。分析結果によると、周知項目はある程度理解されていると思われる。今後、回収はがきの分析を早急に進め、今後の消費者に対する保安啓発活動、販売事業者との協力関係構築や メーカーの営業活動に活用してゆく予定。まとめた結果については、関係団体に報告の予定。
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